「あったかハートの子守歌」バックナンバー Vol.35 第一分冊
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    ☆          ☆        第35号・第一分冊 (2001.06.11 発行)
       ☆    ☆                          [発行部数:  548]
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 家族がみんな「あったかハート」でいられる関係であるために、
 堅苦しくなく、楽しく誇りある「子育て」をしていきたい……。
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   以前からお読みの方、また会えてとてもうれしいです。
 第35号からお読みの方、はじめまして。これからもよろしく!
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[第35号・目次]《こちらは第一分冊です。》
(第一分冊)
 ◆おかげさまで創刊2周年
 ◆シリーズ:21世紀・よりよい子育て環境のために
  ●その2/地域への提案 へのコメント
  ●その3/個人への提案
 ◆テーマ・トーク(1)
  ●「つわり」ってどんなものなの?
 ◆コミュニケーション・コーナー
  ●「盗み」の件、どうなった?
 ◆「あったかハートの育児メーリングリスト」へのお誘い
 ◆「育児相談&情報交換」所から
  ●最近の話題から & アクアマリンさん、ありがとう!
  ●お詫びとお願い【重要!】
(第二分冊)
 ◆テーマ・トーク(2)
  ●立ち会い出産、どう思う?
 ◆おすすめホームページ(6)
  ●「お産とおっぱい 楽しく行こうよ!」をご紹介します
 ◆次のテーマ・トークのテーマ
  ●子どもの言葉遣いについて
 ◆あったかハートな風景
 ◆ほほえみハートな風景
 ◆「パパ・ママの元気サポート掲示板」から
 ◆アンケート#35のお願い
 ◆編集後記&次号予告
  ●大阪・池田市での児童殺傷事件について
  ●オフ会報告
  ●「レッシーぱぱの家」より
  ●メルマガ発行サイトへの推薦のお願い
  ●次号予告

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 ◆おかげさまで創刊2周年

 一昨年の 5月11日に創刊された「あったかハートの子守歌」、気
がついたら創刊2周年を迎えていました。これもひとえに支えてい
ただいている読者の皆様のおかげ、と改めて御礼申し上げます。
 最近は月一回程度の発行になっています(たまにはもっと延びて
しまうことも……ごめんなさい)が、これからもこのペースで発行
間隔が開きすぎないよう、また多くの方にご支持いただけるように
精進して参りますので、引き続きご愛読のほどを、どうぞよろしく
お願いいたします。         編集子・レッシーぱぱより

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 ◆シリーズ:21世紀・よりよい子育て環境のために

 4回シリーズの「21世紀・よりよい子育て環境のために」、今回
は第3回「個人への提案」ということでお話ししますが、その前に
前号の内容に対していただいたコメントをご紹介しましょう。

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  ●その2/地域への提案 へのコメント

 前号の「地域への提案」に対して、特に「子育て支援センター」
に関するお便りがいくつか届きましたので、ご紹介します。

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・昨年春、我が地域に「子育て支援センター」がオープン。畳部屋
・布団・トイレ・遊び場――その他、0歳〜3歳の子供に配慮した作
りで大好評です。また、気軽に育児相談をできる個室が設けられて
います。職員の方々から子供達に対する愛情・情熱をひしひしと感
じ、他の児童館とは一線を画しています。
 今後は「ファミリー・サポートセンター」の拠点として「子供を
預けたい人」「子供を預かる人」の橋渡し的役割をするそうです。
 これから、他の施設でも質の高い職員の養成に力を注いで欲しい
です。                     (佐和さん)

 ===>  使う人のことを考えて作られた支援センター、とっても素
   敵です。ほかの「センター」も、こんな風に「こころ」のは
   いった施設になっていくといいですね。
    「質の高い職員の養成」大変だと思いますが、これからの
   世代への、いまの世代からのプレゼントとして、きちんと取
   り組んで欲しい、と切に願います。

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・「子育て支援センター」のお話でしたが、うちの子が行っている
保育園でやっていますよ。電話相談は保育園の事務室にかかるので、
保育士さんたちが親切に答えてくれます。必要があれば、保育園に
きてもらって話をしていったり、一時保育を利用してリフレッシュ
したりできます。
 年に何回かは、育児についての講演会を開いています。もちろん
対象は「育児をしているすべての人」。保育園だからといって、園
児の親だけが対象というわけではありません。
 少し前にはこんなこともあったそうです。
 あるお母さんが市の広報を見てたずねてきました。時間はちょう
ど保育園のお昼時。その人は来るなりこういったそうです。
「保育園の給食を食べさせてください。」
いきなりの言葉に驚いた園長先生が事情を聞くと、ここ数週間昼食
を食べていないと言います。
「料理をしようと包丁を持つと、子供を刺してしまいそうな気がす
る。買い物に行くと子供を置いてきてしまいたくなる。」という、
育児ノイローゼのお母さんでした。
 一ヶ月ほど毎日通ってきて、食事をして話をし、だんなさんにも
奥さんの窮状を伝え(だんなさんはまったく気づいていなかったそ
うです。)、一時保育を利用したりするうちにどうにか持ち直して、
今ではすっかり良くなったそうですが、まさに支援センターが役に
立った事例ですよね。
 核家族化が進んで、家には育児初心者のお母さんと泣くことしか
できない赤ちゃんだけ。教えてくれる人も相談できる人も手伝って
くれる人もいない。そんな状況を助けてあげられる大切なシステム
だと思います。
 どこの地区に住んでいても支援センターが存在し、こういうもの
があることがみんなに知られるようになれば、育児ノイローゼや育
児の未熟さ故の悩みから解放される人はたくさんいるはず。
 あまりにも身近にあったので、どこにでもあると思っていたので
すが、そうでないならもっと増えてほしいです。(りえママさん)

 ===>  国家としての予算がついて、これから各地域に次々設置さ
   れていくはずの「子育て支援センター」。「作ればいい」と
   いう、いわば「お仕着せ」の支援センターに終わるのか、そ
   れともここで紹介されたような「こころ」がこもったそれに
   なるのか、作る側とともに使う側もその方向付けに関わって
   いくのだ、ということを忘れないようにしたいと思います。

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 もう一通、町内会やPTAについてのお手紙もありました。

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・アエラを定期購読してない私は、診察の待ち時間に病院で、セッ
クスレス夫婦の記事を読みました。自分の、両親に置き換えたりし
てね。(私が高校生ぐらいのときはどうだったかなあと思って)
 でも、私たちのほうが問題だ。でも、たとえレスでも、仲良けれ
ばいいんでしょって感じです。(おいおいと言われそう)
 * *  * *  * *  * *  * *  * *  * *  * *  * *  * *  * *  * *
 それよりもっと切羽詰った問題、PTAについてです。まだ、子供
は3歳だから、先なのですが、妹の子供が幼稚園に入って、役員を
決める日がありました。なんと、立候補で決まったそうです。だか
ら物の数分で話し合いは終わり助かったと言ってました。でも、学
校となると、幼稚園とは比べ物になりませんよね。
 私の子供は、保育園児ですが、全く役員がありません。卒園の年
だけ少しあるようですが、保育園は、みんな働いているので立場は
同じ。ところが、学校は、地域柄、専業主婦が多い。記事を読むと、
「仕事をしていることは理由にならない」なんて書いてありました。
しかし、現実に、そういう場面に直面している働くおかあさんの話
を聞くと、「やります!!」といっても、断られるとか。働くお母
さんが、忙しいPTAの役員を引き受けても、周りの人が迷惑するか
らだそうです。難しいですね。私が、PTAにかかわる頃には状況が
変わっているかもしれません。
 もう1つ、自治会です。私が住んでる地区は、今、27組の組か
らできていて、27人の組長さんが集まって、自治会長を決めます。
その会議が、7時くらいから始まって、11時までかかったとか。
組長は、私の地区では、1年ごとの持ち回りです。ところが、今年
順番だった、未亡人の奥さん(50歳くらい)が、「仕事があるの
で出来ません」と断り、誰が了承したのか、そのとなりの、奥さん
のいない、だんなさんになりました。
 本来、PTAや自治会って、ボランティアだと思います。だから、
やりたい人がやれば、問題がないはずですよね。なぜ、こんなこと
になってしまったのでしょうか? 引き受けた人がなぜこんなに大
変になってしまうのでしょうか? なぞです。どうにかするには、
きっと、年配の人に掛け合わなくちゃいけないんだろうなと思うと、
このままでいいやと思ってしまう。それがいけないんだと思います
が……。えらそうなことを書いても、自治会の活動にはほとんど参
加してないので、えらそうなことはいえません。
 私が子供の頃から、PTAや自治会、子供会はありました。自治会
は別として、PTAや子供会は、少子化の影響でしょうか?
 * *  * *  * *  * *  * *  * *  * *  * *  * *  * *  * *  * *
 全く話は変わりますが、入学式の話を、いろいろ聞いたのですが、
子供以上に親が、ざわざわしている学校が多かったそうです。親が、
先生の話を聞けないんだから、そんな人の子供が人の話を聞けるは
ずがないと言ってました。確かに。でも、同じ親として恥ずかしい
話だと思いました。
        (ぷーこさん、34歳、お子さん3歳5ヶ月=双子=)

 ===>  「ボランティアなんだから、やりたい人がやればいいじゃ
   ない」という言葉に、ちょっと悲しくなりました。でも、そ
   う思われるような状態なのだとすれば、決してぶーこさんを
   責めるわけにはいきません。
    何のための「町内会(自治会)」「子供会」「PTA」な
   のか、その根本的な部分の見直しなくして、これらの組織に
   関する疑問の解決はあり得ない、と私は考えています。
    もし、PTAや町内会が、「いままでこんなことをやって
   きたから今年もこうやる」といった、いわば「惰性」でま
   わっているのであれば、それらは単なる地方公共団体や学校
   からのメッセンジャー、あるいは募金やベルマーク集めのた
   めの集金マシーンでしかあり得ない、と思います。
    まずはそういった組織を通して、地域住民の親交が促進さ
   れるように、住民ぐるみの活動に一歩を踏み出してみる。そ
   んなところから、変わっていくことがとても大切なように思
   います。
    それから、最後の入学式の話。親は子の鑑(かがみ)です。
   子どもをきちんと導くためには、まず親から変わらなければ。
    あと最初のセックスレスの話、「おいおい」とは申しま
   せん。しかし、セックスを夫婦の絆を維持するための大事な
   道具と考えられなくなってしまっている多くの妻さんたち、
   という実情を見るにつけ、いったいどんな原因からそのよう
   になってしまったのか、「セックス」について持っているイ
   メージと、実体験(!)との両面から、追いかけていく必要
   があるのではないか、と考えます。ただ、それはこのメール
   マガジンの範囲を超えてしまっているので、テーマ・トーク
   のテーマにはしませんが……。

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  ●その3/個人への提案

 もう一度、この国の構造をよく考えてみましょう。いろいろな圧
力団体にしろ、財界にしろ、結局は利害関係の共通した個人・法人
の集まりなのです。そういうものの意見が長期にわたって政治の世
界に供給されていき、またその見返りにいわば政治家の身分おび金
銭的な保証を得てきた結果、いまのわが国の利権構造があり、「政
・官・業(財)」の癒着、という構図が出てきたわけです。それに
対して、庶民が「本当に困っている」状況に対しては、その意見が
「大きな声」になって政治の世界に届いていないがゆえに、政治家
たちは「集票」に力を持たない一般民衆は「相手にしない」「わか
らなくてよい」という意識が広がっていき、また政治家からの圧力
を強く受けてきた行政側も、あるいみ感覚が「まひ」してきた、と
いうことができるでしょう。
 ところが、この4月、そんな世界にひとつの大きな変化が起きま
した。自由民主党総裁選挙の地方予備選での結果がそれです。自民
党員・党友以外の人に投票権はありませんでしたが、選挙に至る過
程で見えてきた「幽霊党員の存在」やら、「圧力団体の動揺」やら、
はては自民党内の体制の変化やら……そして、予備選の投票所を訪
れたたくさんの「幽霊党員・党友」を含む一般庶民たち。これらの
積み重ねから、動かないと思われるものでも動かすことは可能なの
だ、ということを、われわれ自身が体験し、学ぶことができた、と
思います。
 これからは、個人の意見が集まって政治・行政・地域を動かして
いく時代です。ただ、個々人が何も主張しないのでは、いつ以前の
ような状態に戻らないとも限りません。せっかく勝ち得たいまの状
況を決して無駄にすることなく、子育て環境だけではなく、庶民に
とって身近な問題の解決に大いに生かしていくためには、個々人が
きちんと自分の意見を主張していくことが大切です。そのための手
段を確認し、それぞれがきちんと意見を主張できるようにしていき
たいものです。
 意見を主張する手段として、まっさきに思いつくのが「選挙」。
われわれは「間接民主制」の社会に生きています。市民の代表とし
て、政治の世界で民衆の意見を代弁する人を選ぶのが「選挙」です。
議員を、あるいは首長を選ぶ、という行為を通して、自分の主張に
一番近いのはこの人です、という「意思表示」を、ひとりひとりが
行っていくことになります。よって、常に選挙に出向き、自らの意
思を「一票」として示すことは、もっとも基本的な意思主張の手段
である、といえます。ただし、レベルに合わせて、投票基準を確認
しつつ投票することも大切です。たとえば、国政レベルの選挙に出
ているのに、地元への利益還元ばかりを口にする候補が、ほんとう
に当選するにふさわしい人でしょうか。国政は国家全体の施策を考
えるところ。なにも国で決める必要性がなく、もっと小さなレベル
で決めてしまえばいいものについては、もっと地元に近いところで
意思決定できるようにする、というほうが自然だと考えます。
 次にいわゆる「直訴状」形式のものです。手紙やe-mailを通して、
意見状が書ける仕組みを、たいていの行政団体は持っているはずで
す。これらは「本当に困っている人」の声を届けて、救済するため
のものであり、行政サービスをよりよいものにするためにも、活用
しない手はありません。ただし、不満をぶつけるだけでなく、必ず
「こんな風にしたらどうか」といった前向きの提案を同時にしてい
くことで、行政側がよりよい方向へと検討を進めていけるようにす
る「思いやり」も忘れないようにしたいものです。
 もう一つの手段は「サークル/グループ活動」です。たとえば身
近な子育てサークルとかがあれば、そこに加わって活動していく。
あるいは、バーチャルな世界で仲間を募って、メーリングリストや
オフラインでの活動などを通して意見を集約し、それらを発信して
いってもいい。あるいは、本当に「個人」からはじめて、たとえば
ホームページで意見を発信し、賛同できる人たちが集まるようにし
てもいい。ひとりではなく、グループになって声をあげていけば、
ひとりで主張するよりはるかに大きな「声」が届くはずです。いま
や「口コミは最強のネットワーク」と言われる時代。それを草の根
レベルで実践していくサークル・グループでの活動も、立派な「意
思主張の手段」なのです。
 これらを通して、広く国民の声が集められ、それらが重要な施策
として政治・行政の場で取り上げられていくようになれば、さらに
大きな風を呼び込むことも不可能ではありません。地域でのサーク
ル・グループ活動が活発になれば、地域の活性化にもつながってい
くでしょう。ひとりひとりが自分の主張を「声」にして、もっと大
きな力を発揮していける世の中にしていきたい、そう思いませんか?

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 ◆テーマ・トーク(1)

 今回は妊娠から出産までの過程にスポットが当たっている「テー
マ・トーク」です(これだけ極端なのははじめてかも……)。
 二分冊になってしまったので、妊娠編(「つわり」がテーマ)を
こちらで、出産編(「立ち会い出産」がテーマ)を第二分冊で、と
場所をわけてお届けします。

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  ●「つわり」ってどんなものなの?

 さて、ここからはマタニティ雑誌の世界です(?)。
 妊娠した女性の、急激なホルモンバランスの変化によって起きる、
とされている「つわり」。読者の方からのこんな投稿がきっかけで、
今回のテーマとなりました。

・私は3回目の懐妊。今回は悪阻が長引いています。食欲は復活し
たけれど、しばしば吐いてしまう。
 こんな私が「美味しいものを食べたい」と珍しく外食を希望した
ら、主人に「どうせ吐くからもったいない」と却下されました。
 結局ごねてお好み焼き屋に行ったのですが、ひどいと思いません
か!? それとも普通の反応なんでしょうか。

 確かに一見して「ひどい」発言なのですが、ひょっとするとこれ
が普通の反応かも、とも編集子は考えました。そして、こんな思い
やりのない発言が出ないようにするためには、やはり「つわり」と
いうものの正体を男性も知っておく必要があるのではないか、とい
うことから、こういう質問事項を準備してみました。
 ・どんな「つわり」を経験したのか?
 ・そのときの連れ合いさんの反応はどうだったのか?
 ・どうして欲しかったのか?

 それに対して、たくさんの回答をいただきました。特にコメント
をつけずにご紹介します。まずはお読みください。

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・私は軽かったのですが、つわりの時はこれが無性に食べたくなる、
という食べ物が人それぞれあるようです。特に、しょっちゅう吐く
ような奥様が、「外食がしたい」なんて言ってくれたら、喜んでお
いしい物を食べに連れて行ってあげてほしいです。そう言った時点
では、食欲が出てきたのですから……。
             (まゆみさん、匿年齢、お子さん3歳)

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・私の場合は食べては吐くという感じでした。けっこうつらかった
です。
 よく食べたのはオレンジジュースとロールパンとサッポロポテト。
食品の写真があるチラシを見るのもダメで、生協の注文もだんなに
してもらいました。だんなは他には買い物をしてくれたり、つわり
の時期だけ病院に付き添ってもらったりしました。ごはんも作れな
かったので、だんなが自分でご飯を炊いたり、コンビニで買ってき
てもらったりして、けっこう協力してくれたと思います。
 たまに調子のよいときは外食にも行けましたが、吐くのは仕方な
いことで、だんなもしょうがないねえくらいに考えていたようです。
できるだけ、食べたい物を食べているのが楽だと思います。
 私の場合、つわりの最中にネット生活も始まって、楽しいことが
出来、だいぶ楽になりました(最初はもちろん途中でトイレに駆け
込んだりしてましたけど)。
             (ぴよぞーさん、30歳、お子さん2歳)

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・めちゃくちゃ気持ちが悪い。むかむかが一日中続く。それでも貧
乏性の私は一度も吐きませんでした(笑)。
 一人目のときだけでしたが。(二人目のときはそんなこと言って
られなかった。子供には食事の支度をしてやらなければならないの
で。)
 「ご飯のにおいがいや。」「油のにおいがいや。」「タバコのに
おいがいや。」と、いやいやばっかりで、食事のしたくはまったく
できず、だんなはほたる族。それも「ビニールのジャンバーを着て
外でタバコを吸って、ジャンバーを脱いではたいてから部屋にはい
る。」というほど。それでもがまんしてくれました。
 自分で食料を調達し、私が食べられそうなものを探しては買って
きてくれて。
 あまりに辛いので病院で相談したら、先生が一言。
「だんなさん、やさしい方でしょ。」
だんながやさしいほど、ひどくなる人が多いそうです(笑)。
 食事のしたくもしてもらえず、八つ当たりの対象にされ、虐げら
れて挙句につわりの原因にされてしまった、かわいそうなだんなで
した。     (りえママさん、32歳、お子さん5歳、2歳7ヶ月)

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・つわりの時期ずっと入院していた私は、食べられない苦しみでし
た。吐きませんでしたが、食欲がない。体重減りましたよ。でも点
滴するほどではありませんでした。なので、夫は全く理解してませ
ん。
 もう1人欲しいけど、今度は入院できないだろうし、仕事も休め
ないだろうし、不安ですね。ただ、1人目、2人目とつわりも違う
らしいので、お気楽な私はあまり考えないようにしてます。
 でも、本当に大変な人は大変。私の妹なんて寝たきりでした。子
供なんて、ほったらかし。だんなも理解なかったですよ。
        (ぶーこさん、34歳、お子さん3歳5ヶ月=双子=)

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・つわりは3回経験しました。
 1回目……眠かったです。朝、夫を送り出してから意識が朦朧と
し、気が付くと夕方に。夜も寝てばかりいました。
 食欲があまりないのに、グラタンとピザばかり食べたくなりまし
た。吐き気はありましたが、実際には2回くらいしか吐きませんで
した。
 夫は私に無関心だったように感じます。「とにかく実感が湧かな
いから何も解らない」と言っていました。セックスを控えたのも、
頭では理解しながら不満だったようです。「妊娠・出産」という事
に関心を持って欲しかったです。
 2回目……無気力で気持ちが悪く、家に閉じこもっていました。
無性にバッテラ(鯖押し寿司)とカツカレーを食べたくなりました。
夫は家事が滞る事に苛立っていました。
 当時2歳前の上の子を公園等に連れて行ってあげられなかったの
で、休みの日等に遊んであげて欲しかったです。
 3回目……毎日20回以上吐きました。自分が鬱病かと思うくらい、
涙もろくなったり落ち込んだりしました。ほとんど食べられなかっ
たので体が動かず、一日中横になっていました。
 夫は掃除・洗濯・炊事をほとんど担当。仕事と家事で疲れ果てて
しまい、イライラしていました。普段は絶対に嫌がる家事を担当し
てくれて本当に嬉しかったのですが、「お前のせいで俺は大変だ」
という態度に萎縮していました。作ってくれる食事も塩分・脂肪分
過剰で、無理して食べては吐いていました。
 お腹の子供に全く関心を寄せる気配がなかったので「この子は望
まれていないのか?」と不安で一杯でした。「忙しくてそれどころ
じゃない」という空気が濃厚でした。
 演技でも良いから「赤ちゃんを楽しみにしている」という態度・
言葉をかけて欲しかったです。
            (佐和さん、33歳、お子さん5歳、2歳)

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・つわりは、他の人に比べたら、軽かったと思います。吐き気はあ
りませんでしたが、胃のムカムカ、膨張感、匂いに敏感になる、な
どなどがありました。
 胃の存在感があって、重く感じる時に、胃の後ろ(つまり背中)
を押してもらうと気持ちよかったです。
 パパは、家事のおろそかになっている部分を大目に見てくれたり、
休みの日に上の子の、面倒をよく見て、私を休ませてくれました。
         (エリーさん、35歳、お子さん7歳、5歳、3歳)

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 ===>  読者の皆様のおかげさまで、たくさんの事例が集まりまし
   た。ありがとうございました。大変勉強になります。
    妊娠後、「母体」となるための急激なホルモンバランスの
   変化によって起きる、とされている「つわり」。テレビドラ
   マなどで有名な「吐きづわり」や、食べ物の嗜好の変化、の
   ほかに、気持ちが悪くなる、食欲がなくなる、やたらと眠く
   なる、必要以上ににおいに敏感になるなど、実にさまざまな
   ケースがあることがわかります。しかもひとりごとにケース
   が異なることまで!
    ただいずれにせよ、つわりの時期、「母体」は身体的にも
   精神的にも不安定になることは間違いありません。佐和さん
   やぴよぞーさん、エリーさんのコメントからもわかる通り、
   パートナーが心身両面からしっかり支えることが、何よりも
   重要なのではないでしょうか?

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 ◆コミュニケーション・コーナー
  ●「盗み」の件、どうなった?

 読者の方から、前号のある記事を見て、こんな投稿をいただきま
した。

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・お子さんがカードを盗んだ話、じっくり読みました。その後の話
も気になります(結局お子さんはお友達にどう話したのでしょう)。
他のメールマガジンでも子供がお友達の物を盗んだ話があって、
ちょっと私の中では気になる話題です。

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 上半期のベストセラー10冊のうち3冊をその攻略本が占める、と
いうほど大人気の「遊戯王」カードゲーム。そのカードを盗んだお
子さんの話でした。
 私のところに来たメールによれば、その後、相手のお友達のとこ
ろに行って平謝りするはずが、お子さんが逆にお友達を家に呼んで
しまい、「盗んだ」ことがうやむやなままにカードを返す結果に
なったそうです。でも、お子さんは、パパからじっくり諭されたこ
ともあり、謝れなかったものの、いけないことをしたという意識は
しっかり残ったようでした。
 「盗んだ」「謝らなかった」という表面的な結果だけから見ると、
「絶対許せない!」ということになるのかも知れませんが、相手は
まだ成長途上の子ども。ここは「事件」に親がどう対処したか、子
どもがそこから何を学んだか、むしろそのことの大切さにしっかり
目を向けていきたい、と思います。

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 ◆「あったかハートの育児メーリングリスト」へのお誘い

 前号から少しメンバーも増えて、さらに楽しくなってきた「あっ
たかハートの育児メーリングリスト」。新メンバー、イケてるパパ
・頑輔さんの育児トピックスに、もちろんレッシー家の実情レポー
ト(育児週報まで手が回らない家主ゆえ、最新情報はこちらへ!)
もあり。ここではみんなカジュアル・モード。気を楽に、あったか、
ほのぼのしたい方は、ぜひどうぞ。メールがたくさん来るのがやっ
かいな方には、「配信停止/Webで読む」というモードもあります。

 ▼「あったかハートの育児メーリングリスト」はこちらです。
  ご参加も、下のページから簡単に行うことができますよ。
 http://isize.egroups.co.jp/group/attaka-heart/ 
 http://www.egroups.co.jp/group/attaka-heart/ 

 ▼もうひとつの参加方法。下のアドレスに空メール(タイトル、
内容ともに何も書かないメール)を送るだけで参加登録完了!
 mailto:attaka-heart-subscribe@isize.egroups.co.jp 

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 ◆「育児相談&情報交換」所から

  ●最近の話題から & アクアマリンさん、ありがとう!

 最近、ディープな話題が増えてきたこの掲示板。私も答えに窮す
るようなケースも多い中で、昔からの「みけねこ」さんに加え、最
近は「アクアマリン」さんが「頼れる相談員」の仲間入りをされ、
大活躍していらっしゃいます。
 「みけねこ」さんには直接お礼した上、「レッシーぱぱの家」か
らサイトをリンクするときのコメントにその旨を書かせていただい
ているのですが、「アクアマリン」さんはホームページをお持ちで
ないようなので、リンクでのお礼ができません。かわりにこの誌面
を借りて、お礼させていただきます。
 「アクアマリンさん、いつも素晴らしい回答をありがとう!」

 さて、最近寄せられた話題です。「私にもそんなことがあった」
とか、「こうしたらどう?」といったことがありましたら、ぜひ回
答を返してあげてください。所長(=編集子)からもよろしくお願
い申し上げます。

・頭の形が……(3ヶ月、後頭部の形がいびつ)
・幼稚園と反抗期?!(3歳2ヶ月、どのように乗り越えたら……)
・いいのかしら?(4ヶ月、人工乳首を拒否する……)
・落ち着きがない……いいのかな?(3歳)
・ボロボロの一日でした(こんなにキレたことははじめて……)
・昼夜逆転!なんとかなりませんか?(1ヶ月)
・おしゃぶりのはずし方(1歳8ヶ月)
・飛行機に乗るときはどうすれば?(3ヶ月)
・複雑な3児の母(前妻の子の反抗期に手を焼き……)
・哺乳瓶やめて〜!(2歳8ヶ月【回答なし】)
・園の行事に対する不安をどう励ます?(年少【回答なし】)
・うつぶせ寝はいけないのでしょうか(4ヶ月)
・男の子って?(やはり父親が必要?)
・出産後の上の子の世話は?

 それからもう一つ、前号よりご案内しているとおり、以下の変更
がなされる予定であることをお知らせいたします。
1)取り扱い内容を再定義し、純然たる「育児相談」所とすること
2)現在の場所から移転し、過去ログに検索機能もついた高機能な
  掲示板cgiプログラムを導入して、より便利になること
 cgiに多少手を入れ、莫大な過去ログを手作業で移植してからの
公開となりますので、新「育児相談」所の開設まではもうしばらく
お待ちいただくことになりますが、ぜひともご期待いただきますよ
うに。

 ▼「育児相談&情報交換」所・掲示板、当面はこちらです。
 http://www.geocities.co.jp/SweetHome/1925/@geoboard/ 

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  ●お詫びとお願い【重要!】

 いままで tools.geocities.co.jp/... で直接「お気に入り」ま
たは「ブックマーク」されている方、ジオシティーズ側のシステム
変更に伴い、そのままではアクセスできなくなりました。「お気に
入り」「ブックマーク」のURLを上の通りに直していただくか、上
のURLをクリック(ハイパーリンクに対応しているメールソフトや
エディタから)、もしくは「レッシーぱぱの家」トップページおよ
び「コミュニティ」コーナーのページからアクセスしていただきま
すよう、お願いいたします。
 移転が完了いたしましたら、このようなご不便をかけることもな
くなるかと存じます。大変申し訳ございませんが、しばらくの間、
この状態をご理解いただきますよう、お詫びとともにお願い申し上
げる次第でございます。  「育児相談&情報交換」所・所長敬白

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        *** これ以降は、(第二分冊)に続きます。 ***

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2001.06.11作成 2001.07.28更新
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