「あったかハートの子守歌」バックナンバー Vol.34 第一分冊

   ☆★        ★☆     ====================================
 ☆     ☆  ☆     ☆     メール・マガジン
★        ★        ★      「あったかハートの子守歌」
 ☆                ☆                    from レッシーぱぱ
  ☆              ☆      (via:)
    ☆          ☆        第34号・第一分冊 (2001.04.11 発行)
       ☆    ☆                          [発行部数:  562]
          ★            ====================================
------------------------------------------------------------
 家族がみんな「あったかハート」でいられる関係であるために、
 堅苦しくなく、楽しく誇りある「子育て」をしていきたい……。
------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------
   以前からお読みの方、また会えてとてもうれしいです。
 第34号からお読みの方、はじめまして。これからもよろしく!
------------------------------------------------------------

[第34号・目次] 《こちらは第一分冊です。》
(第一分冊)
 ◆ホームページ「レッシーぱぱの家」より
 ◆前号のシリーズ記事へのコメント
 ◆パパママ子どものミョ〜なクセ
 ◆シリーズ:21世紀・よりよい子育て環境のために
  ●その2/地域への提案
 ◆前号のミニ・アンケートの結果

(第二分冊)
 ◆テーマ・トーク
  ●21世紀を担う子どもたちへ
  ●私は出産マシン?
 ◆次のテーマ・トークのテーマたち
 ◆ある読者からのお手紙
  ●子どもに接するときの態度って……
 ◆我が家の掟
 ◆おすすめホームページ(5)
  ●「いちごのファミリー・ジャーナル」をご紹介します
 ◆「育児相談&情報交換」所・掲示板より
 ◆「あったかハートの育児メーリングリスト」へのお誘い
 ◆アンケート#34のお願い
 ◆編集後記&次週予告

──────────────────────────────

 ◆ホームページ「レッシーぱぱの家」より

 そういえば、いつの間にか、["What To"を大切にする、ちょっと
変わった育児のページ] 「レッシーぱぱの家」は、開館3周年を迎
えておりました(開館は1998年3月5日)。
 平日は仕事、休日は家事・育児に忙しく、なかなかリニューアル
どころか更新も進まない状況ではございますが、これからもこちら
メールマガジン「あったかハートの子守歌」同様、「レッシーぱぱ
の家」もどうぞよろしくお願いいたします。

 今後約1−2ヶ月の間に予定していることは、次の通りです。

 ●1.「チャット待ち合わせ掲示板」の設置。
 サーチエンジンから「レッシーぱぱの家」に来られる方が探して
いるものトップ3は、「育児相談」「育児メールマガジン」ともう
ひとつ、「育児チャット」。しかしながら、情けないことに、私自
身、なかなかチャットに出ていけない状況が続いています。そこで、
せっかく設置したチャットをもっと有効活用したい! と考えたの
がこれ。まああちこちにあるといえばあるのですが、チャットした
い人が「x月x日x時からxチャットで」と書いておく。で、時間
の合う方はレスをする。ということで、相手がぐ〜んと見つかりや
すくなる(従来比)はずです。
 * 掲示板のcgiは入手済みで、これから改造にはいります。

 ●2.「パパ・ママの元気サポート掲示板」の設置。
 「レッシーぱぱの家」のコミュニティ・コンテンツは、どうも気
軽に書き込みできない、と思われているようで。もっと気軽にいろ
いろ書き込んでもらおう、というのがここ。いろいろな表情の顔ア
ニ・アイコンも使えるようにして、ちょっとしたできごとから育児
以外の相談、果ては懺悔やストレスのはけ口(明らかな誹謗中傷は
ご遠慮ください)にと、「ちょっと聞いて欲しいこと」をどんどん
書き込める掲示板を作ります。投稿者に返信の要・不要も選択でき
るようになれば、と思っています。
 * 掲示板のcgiは入手済みで、改造設計中です。

 ●3.【重要】!!!オフ会を画策しています!!!
 以前に「オフ会をやるとしたら……」というアンケートも集めま
したが、下の通り日程&場所の案を作りました。(日付が差し迫っ
てしまい、大変申し訳ございません……!)
 4月30日(月曜日、振替休日)に東京は渋谷あるいは青山界隈
にて、「レッシーぱぱの家」および「あったかハートの子守歌」の
第一回オフ会ができないか、と考えております。
 いずれも家族で外出するものの、外出先で「妻と娘」「息子と私」
の二グループに分かれてしまう時間帯があることを「悪用」してお
ります。
 こちらの都合だけで日程を決めてしまい、大変申し訳ないのです
が、参加をご希望の方は、直接メール(このメールマガジンの返信
でもOKです)でご連絡いただくか、「レッシーぱぱの家」のいず
れかの掲示板に書き込んでやってください。
 そのとき、ご都合のいい日程と時間帯(午前/午後)、人数(お
とな/子ども)もお教えいただけるとありがたいです。また、託児
施設など必要な場合は、参加される方のほうで手配ください。
 参加を希望された方には、メールにてご案内申し上げます。また、
ホームページにも案内を掲示する予定です。ただし、人が集まらな
い場合には「中止」しますので、どうしてもやって欲しい! とい
う方は、手をあげておいてくださいね。

 ●「育児相談&情報交換」所・掲示板の移転は遅れます。
 こちらは、入手済みcgiの改造が必要な上に、過去ログの移設に
かなり時間がかかりそうな気配です。ゴールデン・ウイークを過ぎ
てからの移転を予定しています。いましばらくは現在地の掲示板を
お使いください。

 ……以上、「レッシーぱぱの家」からのお知らせでした。

 ▼ホームページ「レッシーぱぱの家」はこちら。
    http://www.geocities.co.jp/SweetHome/1925/ 

──────────────────────────────

 ◆前号のシリーズ記事へのコメント

 前号からはじめましたシリーズ「21世紀・よりよい子育て環境の
ために」、いかがでしょうか。(本号からお読みの方は、バック
ナンバーをご覧ください。「あったかハートの子守歌」のページ、
ならびに各発行サイトからご覧いただけます。)
 前号の第一回は「企業への提案」でしたが、さっそく反響をいく
つかいただきましたので、ここにご紹介します。
 「子育て」にとって暖かい社会を作るために、これからも皆様の
ご意見をたくさんいただけますよう、よろしくお願いいたします。

------------------------------------------------------------

・新シリーズの「企業への提案」、なかなかいいですね。
 男女平等という言葉の"影の部分"をわかってくれる人は、本当
に少ないんです。「同じ給料なんだから、同じことをやるのが当然」
と言うのは、平等という隠れ蓑を着た不平等である、ということに
早く気づいて欲しいです。
 私が職場に求めていることがすべて書かれていたので、新しいア
イデアは今ひとつ浮かばなかったのですが(ごめんなさい!)……。
次回も楽しみにしています。

 > ・「慣習としての定期的な転勤を伴う異動」など、頻繁な転勤
 >  は、合理的な理由がない限りやめること。
 この部分に近い事態が、私の職場では頻発しています。特に多い
のは、だんなさんの転勤を期に、暗に退職を迫られること。「単身
赴任してもここに帰ってこられる保証は無い」とか「受け取り先が
無いので一緒に移動は出来ない」とか。うちも近いうちにそうなる
可能性が高いのです。家族が離れてしまうのを嫌がって辞めていく
人が殆どで、ここにも女性が仕事を持つことの難しさを感じます。
また、仕事柄、長期の出張もあるんです。誰もが一度は通らなけれ
ばならない道で、私もそのために4年間、子供を作らずにやってき
ました。
 現在、私の後輩が、そのために退職を迫られています。仕事の勉
強の場で「入校」と言って、私たちの場合は浜松に約6ヶ月間出張
するのですが、その子は3人の子持ち。しかも一番下はまだ1歳に
なったばかり。育児にあまり協力的でないだんなさんと、仕事を続
けることに反対のだんなさんの実家、自分の実家は母親がいない、
とまさに四面楚歌の状態で、職場の上司からは「今年中に入校でき
ないなら退職しかない」とまで言われて……。
 それでも仕事がしたいと言うのは、わがままなのでしょうか。仕
事が好きだと、奥さんとして母としては失格なのでしょうか。私に
はどうしてあげることも出来ず、「続けたい」と言いながら辞めて
いくしかない彼女を見ていることしか出来ません。結局彼女は、母
としての自分を取って辞めていくのだろうと思います。「あと2年
待ってくれたら入校できるのに……。」そう寂しそうに言う姿は、
自分であったかもしれないのです。
 これが現状なのです。保育施設を作る話も、立ち消えになってし
まいました。「女性はすぐ辞めちゃうから」という雇用側は、辞め
ざるを得ない女性の立場をまったく考えてはいないのです。
 「優遇されている女性」という部分しか見ていない者に対して、
そんなに苦境を説いても伝わらない、と言うのが本音なのです。声
をあげなくなってしまったまわりの人たちに「もっと言えばいい」
というのは簡単ですが、言えない気持ちも分かるのです。
 今回の企画は、私たち公務員には夢でしかないかもしれないけれ
ど、一般の企業に勤めていてじっと我慢している人たちにとっては
助けになるかもしれない企画だ、と思います。一般企業は「企業イ
メージ」とかいろいろあるでしょ?(笑)動きもとりやすいし……。
これがきっかけで、少しでも女性が働きやすい環境が作れるといい
ですね。企業が動いてくれれば、その後10年くらい待てば(笑)
公務員にも動きが出てくるから。
 期待してますよ!
          (りえママさん、32歳、お子さん4歳・2歳)

 ===>  「やめざるを得ないように誘導されてしまう」のに「女性
   はすぐ辞めちゃうから」とおっしゃるような理解のない男性
   が、いまだわが国には多いようです。その典型的な例として、
   公務員さんのこういうケースがある、というところからみて、
   「男女共同参画社会」の実現もまだ遠い道のりだ、と思わざ
   るを得ません。
    貴重な事例をお話しいただき、ありがとうございました。

------------------------------------------------------------

・レッシーさんのことですから、誌面に現れた内容以上に深い考察
があることとは思いますが、私に読み取れた範囲で考えてみました。

 > 労働組合にかけあうなどして、
という表現がありましたが、私は今、その組合の末端でお手伝いを
しています。つまり、実際に企業側に労働者の要求をぶつける現場
にいる、ということになります。
 その立場で今回の「企業への提案」を読むと、「少し要求のスジ
が違っているのでは?」と感じます。気持ちとしては「そーなりゃ
いーなっ!」と思うんですけどね。
 以下にそう考える背景を説明させてください。

 >「ものが売れればいい」という考えの企業
とありましたが、「ものが売れなければ企業は存続できない」とい
うのも冷徹な現実です。「売上・利益第一主義」という企業の論理
が社会正義に反する、ということになってゆけば、企業も考えを変
えるのでしょうが……。
 そもそも、企業の究極の目的は「より多くの利益をだすこと」で
す。そして株主に配当をすることが経営者の責務です。それによっ
て結果的に、税金を納めることで社会貢献を果たし、従業員に対す
る生活を賃金という形で保証することができます。その他の社会貢
献はイメージアップや企業のつきあいにすぎない、と言い切っても
過言ではありません。「環境にやさしい」を標榜している自動車
メーカーが「車を買わず自転車や公共機関を利用しましょう」とい
うPRをしないのは、その意味で仕方ない、と言えるかもしれませ
ん。
 しかし、利益をだすためには何をしてもいい、というわけではな
く、その企業活動において法や倫理を遵守することは当然ですから、
企業も「労働基準法」や「男女雇用機会均等法」を守ろうと努力し
ているのです。ですから今は企業もセクハラや、いわゆる「女性差
別」的な考え方を排除することにやっきになっています。今は訴え
られて社会問題になると、企業活動に大きな支障がでますからね。
そしてその結果、利益が減れば株主代表訴訟を起こされてしまいま
す。
 ですが、今の日本や世界の市場経済において「子育て」はそれと
異なり、極めて個人的な事情に属し、企業の社会的責任に含まれて
いない、と考えられているのが現実かと思います。

 利益を生み出す原資は「人・物・金」です。つまり金があっても、
優秀な人材がなければ目的は達成できず、経営者は株主に糾弾され
てしまいます。そこで、企業は人材を集め、育てるために多大な時
間と金を注ぎこみます。企業が福利厚生に法に定められた金額以上
に投資をするのは、労働者にとっても魅力的な企業にならないと人
は集まらないからです。言い換えれば「安心して働けるからこそ能
力を発揮できる」ということで、従来の年功序列制度や終身雇用制
度、子育て支援制度がこれに当たります。
 ですがご存知のように、この10年で企業環境は大きく変わって
しまいました。リストラや賃金カットは企業が生き残るために当然
のように行われ、年功序列制度や終身雇用制度が今後も残ると考え
ている人はいないでしょうし、横並びの春闘も夢物語、組合もベー
スアップはあきらめて雇用の確保が最優先課題となっており、しか
もそれすら非常に困難な情勢にあります。
 これは日本の長期に及ぶ不況だけのせいではなく、「グローバル
スタンダード」などという言葉が幅をきかせているように、世界的
な企業間競争の激化による構造的な問題です。
 日本という狭いコップの中での競争では済まなくなっているので、
日本企業だけが「余計な」負担を抱え込むと、海外の企業に対する
競争力が失われて倒産、結果的に従業員も人生設計を壊されてしま
います。

 中期的に見れば、これからの労使関係のモデルは外資系企業です。
住宅補助制度、扶養家族手当、通勤手当、これらは廃止の方向です
し、人事評価も年功序列から業績評価、つまり年棒制へ、そして終
身雇用から転職を前提とした流動化へと向かっています。そして子
育てや介護といった個人の事情は個人と行政の問題であって、本来
の企業活動とは無縁のことだ、従業員の人生まで丸抱えする必要は
ない、個人の生活レベルや形態は、自分の収入や時間の配分から自
分で選択すべしそれが自己責任だ、ということです。
 今、企業はレッシーさんのおっしゃる
>「遅くまでいる人、休まない人が仕事のできる人」
に変わる客観的な評価法を模索しています。それが確立されれば業
績がすべてですから、拘束時間は問われないでしょう。個人の都合
によって何日休もうと、自由になるでしょう。そのかわり、結果を
だせなければ減棒もしくはクビ、ですけど。
 もちろん、すべての企業がそうなる訳ではありませんから、これ
からの時代は個人が自分に合った労働条件のところを選ぶことにな
るでしょう。自分が転居せずに済む企業、自由に休める企業、短縮
勤務や在宅勤務が柔軟な企業など、企業形態も多様化するというこ
とです。そのかわり給料も安い、などメリットデメリットを比較し
て、働く本人が納得すればいいんです。
 労働者側も結婚しない人、子どもを欲しくない人、介護する人、
など様々ですから、いま働いている会社に要求をだして、社員を一
律に処遇するよりは、この労働条件で希望に合致する人はどうぞ働
きにきてください、という方が合理的になる訳ですね。本当に優秀
な社員なら、FA宣言して自分の希望する労働条件を獲得すること
も可能でしょうけど、なかなかそこまでは難しいでしょう。
 それは横並び、みんなといっしょ、という発想は通用しなくなる、
ということを意味していて、今後の組合活動の難しさはそこにあり
ます。

 子育てに関していうなら、夫婦ともバリバリ働いて、その稼ぎで
ベビーシッターなり託児所なりにあずけるのもひとつの選択。収入
や仕事のやりがいを犠牲にしてでも子どもと過ごす時間を大切にす
るのもひとつの選択。それぞれの家庭の事情にあわせて、本人が納
得すればいいことです。
 社会は自分にだけ都合のいいようには変わってくれないものです
から、私達は今、目の前にある現実の中から自分の甲斐性で生活費
を稼ぎ、身の丈にあった生活の中に自分達の幸せを見つけるべきだ
と思います。
                      (匿名希望の方)

 ===>  労働者の「横並び」意識を基盤としてまとまってきた、と
   もいえる労働組合ですが、価値観が多様化してきた現在、そ
   の流れに十分追いつけている、とはいえない状況になってい
   るのかも知れません。しかも、我が国の大部分の労働組合は、
   時代の流れの中で、「闘争する」ことより、「労使協調」の
   方向へ、舵取りを変えてきています。
    そんな労働組合の苦悩を、労働組合の一員としてかみしめ
   ていらっしゃる方ならではの反論であり、これも貴重なご意
   見と拝見しました。
    しかし、これから就職する側からは、従来とは違う考え方
   も台頭してきているようです。新聞にはこんな記事もありま
   した。
       http://www.asahi.com/life/child/0309a.html 
    「育児と労働」の問題は、簡単には解決できるものではあ
   りません。第24号のコラム「真の『少子化対策』とは?」で、
   「ワークシェアリング」を若干におわせた発言をしましたが、
   オランダ的なワークシェアリングの考え方などにも学びつつ、
   労使双方にとって無理なく受け入れられる対策は何なのか、
   そこにもっと叡智を集める必要性がある、ということを強く
   感じます。
    ありがとうございました。

------------------------------------------------------------

 今回の「反響」は、長いお手紙ばかりでしたが、もちろん「ポツ
リと一言ご感想だけ」でもOKです。別便に返信するか、ホーム
ページ上のアンケート回答フォームから送信してください。異論・
反論も大歓迎です。たくさんのご意見・ご感想を、心からお待ちし
ております。

──────────────────────────────

 ◆パパママ子どものミョ〜なクセ

 皆様の投稿に支えられて、第2回をお送りすることになりました
「パパママ子どものミョ〜なクセ」。それにしても、いろいろあり
ますねえ!

------------------------------------------------------------

・おむつを換える時、前を触りたがる
・主人は、眠る時仰向けかうつ伏せで眠る
・義母は、娘におやつばかり与える
 (正直、迷惑なんですが言っても効き目ないんです)

……私の息子は、おむつ替えの時、股を閉じて替えにくいようにし
  ます。しかも内股に力が入っているから、開かせるのが大変!
  それに、おばあちゃんの件なんか、「そうそう」という声がた
  くさん聞こえてきそう……。

------------------------------------------------------------

・うそをついたり、まずい事を聞かれると、必ず「ぴくり」とあが
る、パパの左の眉毛。

……うそがつけないお方。

------------------------------------------------------------

・寝言一家です。母の私だけは言っていないつもりですが。
 パパとお兄ちゃん(4歳)は、寝言を言った時に話しかけると会
話をすることができます。朝になると完全に忘れています。
 妹(2歳)は、寝ながらゲラゲラ笑ったり、激怒して横に寝てい
る人を殴ったりします。「叩かないで」と言うと寝ながら逆上する
ので大変。起こすとケロっとしています。

……寝言で会話?! すごい!

------------------------------------------------------------

・じぃじ(私の父)は「寝ます」。テレビを見ていても、話をして
いても、一瞬で。「眠いんだったら寝れば?」と言うと、「寝てな
い!」と言い張るけど、寝てないなら、あのいびきは何?

……います! 脳の働きが一瞬止まったら寝ている、っていう人。
  何を隠そう、私もその一人です、ハイ……。

------------------------------------------------------------

 まだまだ面白いネタを募集しています。ありますよね、皆さんの
まわりにも! 別便にかる〜くさっと書いて、いざ返信! 完全匿
名にてご紹介します。

──────────────────────────────

 ◆シリーズ:21世紀・よりよい子育て環境のために
  ●その2/地域への提案

 シリーズ「21世紀・よりよい子育て環境のために」、第一回は、
「企業への提案」ということでお話ししてきましたが、第二回は、
もうひとつ身近な存在としての「地域」社会に対して、子育て世代
からどんなことが働きかけられるのか、考えていきたいと思います。
 まず、いま各自治体で開設がすすめられている「子育て支援セン
ター」についてです。すでにオープンしてしまったところもあるか
と思いますが、これからの施設については、以下の観点から、住民
参加で、ほんとうに子育て世代にメリットのある施設になるよう、
監視していく必要があると思います。
・育児サークルの集会などに気兼ねなく使えること
・いつでも世代を越えて交流でき、安心して子どもが遊べる場所が
 確保されていること
・いざというときの「パパ・ママ駆け込み寺」としての役割が果た
 せるよう、保育士や保健婦(士)、育児アドバイザーなどが常駐
 する体制が作られていること
・地域に密着した育児情報がわかりやすく提供されること
・子育てサポーターなどのボランティアや、NPOとの相互協力体
 制が無理なく実現されていること
・以上の相互作用により、「地域での子育て」が積極的になされる
 ための環境整備に大きな役割を果たしていくこと

 もちろん、育児サークルの集会などでは、地域の児童館や公民館
などの会議室の活用、という手もあるのですが、地域によっては、
「うるさくてほかの活動に影響が出る」などの理由で利用お断りに
なっている場合もあるようなので、そういうような場合には特に
「子育て支援センター」の役割が重要になる、と考えます。まあも
ちろん、子育て世代にやさしい地域を作るために、子育て世代も、
それ以外の世代も、お互いに気遣いあって、お互いを排除しないよ
うにする努力が必要なのは言うまでもありませんが。

 しかし、「子育て支援センター」にだけでなく、子育て世代の要
求は常に行政に対してインプット可能になっていなければなりませ
ん。そこで考えられることは、「町内会・自治会の構造改革」です。
 現在でも「町内会・自治会」は、年中行事の実施のほかに、行政
からの情報伝達手段としての役割を果たしています。ただ、それが
あまりに「上意下達」であり過ぎることと、また「町内会・自治会」
自体が「隣組」以来の「問題発生を許さない監視機構」としての役
割に固執しすぎているケースがあること、このふたつのことがある
がために、たとえ住民が民意を行政に伝えたいとしても、「町内会
・自治会」がその手段として使えなくなっている、という状況があ
ります。
 ただ、これをこのままにしておいていい、という論理はもはや通
用しません。「まちづくり」への「町内会・自治会」の積極参画が
要請される昨今の情勢も考慮すると、「町内会・自治会」は、地域
住民のまちづくりへの要求を「まちづくり委員会」や行政などにあ
げていく、新たな「媒体」としての役割を期待されてくることにな
ります。これにはかなりのパワーが必要とされますが、それには子
育て世代を含む「若い世代」の力が不可欠です。また特に、子育て
世代の要求は、各「町内会・自治会」に付設されている「子供会」
によりとりまとめていければ、「町内会・自治会」そのものへの負
担も、多少は軽くすることができるかと思います。
 そして、こういった活動に参画する中から、地域行政とのかかわ
りもより深くなり、単なる「物言う住民」から、まさに「行政に参
画する市民」としての地位を確立できていくことになります。そう
なれば、地域行政もスムーズに進み、地域住民も納得でき、お互い
にハッピーな状況になれる。そして、地域住民として、「行政への
不満が鬱積した」状態ではなく、「行政を上手に活用でき、不満も
少ない」という、いわばひとつ上のステージに移行することができ
るのではないでしょうか。

 また、そうした活動の中で、どこまでが地域行政単位で実行可能
で、どこからが都道府県、あるいは国家行政単位でないと実行でき
ない、ということも明らかになっていくと思います。それらについ
て、地域行政単位に権限を移した方がいいのか、あるいは改めて都
道府県や国家行政への提言としてまとめていくか、といった検討を
経て、権限委譲がほど良く進んでいくことも期待できます。

 もちろん、「町内会・自治会」が「子供会」という存在を通して、
もっと身近な存在として、「地域への子育て」に一定の責任を果た
していけるよう、行事には小さな子どもからお年寄りまで広い世代
がいっしょに集えるように工夫するとか、子供会の行事へのおとな
の積極的な参加を実現していくとかといった、小さな改善も積み重
ねる必要があるでしょう。
 それから、「町内会・自治会」が容易に「行政参画への窓口」と
しての機能を円滑に実現していくとは考えにくいこともまた事実で
あり、それまでの間はNGOやNPO、その他独立した市民団体な
どを通して、要求を行政にあげていくことが現実的であると思われ
ます。

 今回は小さなことから大きなことまで、だいぶとりとめのない話
になってしまいましたが、「地域への提言」ということでいくつか
とりあげてみました。
 次回は「個人への提言」として、企業や地域への改善要求をして
いくにあたって、あるいはそれとは別に、個人として考えておくべ
きことをまとめてみたいと思います。どうぞお楽しみに!

──────────────────────────────

 ◆前号のミニ・アンケートの結果

 前号で行ったミニ・アンケートは、こんな結果になりました(総
投票数がこんなに少ないとは……トホホ……)。

Q:メールマガジン「あったかハートの子守歌」の発行頻度と内容
について、どうしたらよいと思いますか?
■最終結果を見る
┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00003430a00 >
★協力:メールマガジンをおもしろくする《クリックアンケート》
         →→  [ http://clickanketo.com/ ]

 で、結局、当面はお言葉に甘えて、「いまぐらいのペースで、ネ
タが揃ってから」発行することにいたします。
 ご協力いただいた方、まことにありがとうございました。

──────────────────────────────

        *** これ以降は、(第二分冊)に続きます。 ***

──────────────────────────────
このメールマガジンは、以下のサービス・プロバイダーが提供する
システムを利用して発送しています。
(どちらのシステムから発送されているか、タイトルの「via:」の
あとの文字列でわかるようにしました。)
・まぐまぐ ( http://www.mag2.com/ ) ID:0000013157
  ==> 解除は http://www.kaijo.com/ で上のIDを入れて。
・Pubzine  ( http://www.pubzine.com/ ) ID:000939
  ==> 解除は http://www.pubzine.com/detail.asp?id=939 から。
・Melma!   ( http://www.melma.com/ ) ID:m00015460
  ==> 解除は http://www.melma.com/taikai/ で上のIDを入れて。
・Macky!   ( http://macky.nifty.com/ ) ID: attakaheart
  ==> 解除は下のアドレスから「解除」にチェックして。
 http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=attakaheart 
新規登録・変更・解除は、ここからでもできます。↓
http://www.geocities.co.jp/SweetHome/1925/mailmag/subscrib.html
------------------------------------------------------------
「レッシーぱぱの家」
http://www.geocities.co.jp/SweetHome/1925/
「あったかハートの子守歌」のページ
http://www.geocities.co.jp/SweetHome/1925/mailmag/index3.html
「あったかハートの子守歌」専用掲示板(気軽に書き込んでね)
http://bbs.melma.com/cgi-bin/forum/m00015460/
「あったかハートの育児メーリングリスト」(グループ情報)
http://isize.egroups.co.jp/group/attaka-heart/
http://www.egroups.co.jp/group/attaka-heart/
------------------------------------------------------------
編集・発行人:レッシーぱぱ:石原隆行
Copyright(c)2001 レッシーぱぱ:石原隆行 All rights reserved.
------------------------------------------------------------
      e-mail : mailto:ressii@yahoo.co.jp
  ご意見、ご感想、ご希望などは、↑のメール・アドレスまで
お気軽にどうぞ。
  なお、いただいたメールは、このメールマガジンにて紹介させて
いただくことがあります。紹介NGの場合、明記していただけると
助かります。
------------------------------------------------------------
・このメールマガジンのご友人へのご紹介は、内容を加工せず、
  上の著作権表示の行もそのままにしてお願いします。
  その際、ご購読をお誘いいただけますと幸いです。
・このメールマガジンの全文、または一部の無断転載を禁じます。
  転載、ならびにメディアでの紹介については、必ず事前に
  ressii@yahoo.co.jp あてメールでご連絡ください。
------------------------------------------------------------

バックナンバー Vol.33へ

バックナンバー Vol.34 第二分冊へ
バックナンバー Vol.34 別便へ

バックナンバー Vol.35 第一分冊へ  バックナンバーVol.35 第二分冊へ

「あったかハートの子守歌」入り口へ

家の玄関口へ


このページは GeoCitiesです 無料ホームページをどうぞ

2001.04.11作成 2001.06.10更新
ressii@yahoo.co.jp