「あったかハートの子守歌」バックナンバー Vol.25

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 家族がみんな「あったかハート」でいられる関係であるために、
 堅苦しくなく、楽しく誇りある「子育て」をしていきたい……。
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   以前からお読みの方、また会えてとてもうれしいです。
 第25号からお読みの方、はじめまして。これからもよろしく!
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[第25号・目次]
★☆★本号は「テーマ・トーク2号連続特集(2)」です。★☆★
 ◆テーマ・トーク特集
  ●こどもと真剣にけんかしてしまう!
  ●「抱っこ」に関するコメントいろいろ
  ●核家族化・少子化について考える
 ◆次のテーマ・トークのテーマたち
 ◆「あったかハートの育児メーリングリスト」へのお誘い
 ◆あったかハートな風景
 ◆「育児相談&情報交換」所から
 ◆「レッシーぱぱの家」更新情報
 ◆アンケート#25のお願い
 ◆編集後記&次号予告
 [本号では「エッセイ」はお休みです。]

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 ◆テーマ・トーク特集

 前号・本号と2号連続でお送りしている「テーマ・トーク特集」。
本号では、前号で予告した通り、「子どもとけんか」「高齢化の中
の少子化、核家族化」「抱っこ特集」に関するお手紙を取り上げま
す。いずれ劣らず、内容の濃いトークになっております。それでは
はじめましょう。

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  ●こどもと真剣にけんかしてしまう!

 この件に関しては、きっかけとなった投稿をもう一度振り返って
おきます。

[オリジナル投稿]
・相談というまではいかないのですが、ひとつ。
 子供が3歳にもなると、だんだん生意気なこともいうし、大人の
言うことを無条件に聞かなくなりますよね。大人の勝手なのですが、
そんな子供相手に真剣に腹をたててけんかしている私です。皆さん
はどうされているんでしょうか。
 例えば、朝仕事に行く直前「この服いやだ」とだだをこねて、で
も「その服だけじゃ寒いからもう1枚着なさい」みたいな、時間が
ない、怒る、悪循環のような構図です。
 表現が下手でごめんなさい。

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・聞かなくなったらとりあえず、子供の反応をみつつ、ほっておき
ます。聞かないのには理由があるはず、じっと心を開くまで待って
るのはどうなんでしょうか。
       (momoのママ さん、30歳、お子さん2歳、10ヶ月)

 ===>  そのときどきのお子さんを受け入れてあげることって、と
   ても大事なことですよね。
    それでお子さんの方から何か行動を起こしてくれるのなら、
   何も問題はないのですが……。

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・まずはこぶしを握り締め ふかぁ〜あく一息深呼吸♪ しゃがん
で視線を子供に合わせ 「ごめんね、どうしたらいい?」と とり
あえず聞くようにしています^^
 でも、腹の立つときって、案外自分(親)の都合で子供を振り回
そうとしている時が多いので、(しまったなぁ・・)と後から反省
していることが多いです。。
 ちなみに旦那は真剣に腹を立てるタイプです^^
         (よっぴぃ さん、32歳、お子さん4歳、2歳)

 ===>  うーん、お子さんとのコミュニケーションの基本ができて
   いる、って感じがしますね。「腹の立つときって……」の一
   文、思わずうなづいてしまいました。私も反省しなくては…
   …。

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・娘は、今「いやいや」(首を左右に振る)をよくします。時々腹
立たしく思う時もありますが、危険な事でない限り、時間をあけて
から再度、説明しています。
 でも、腹が立つって事は一人の人格として見ている事ですよね。
そのお母さんは、いいお母さんだと思います。
           (メロンパンナさん、30歳、お子さん1歳)

 ===>  このあたり、一息入れてから……という姿勢に、できるだ
   け怒らないための工夫が見て取れますね。
    でも、意外に多かったのは……。

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・大いに本気で怒ります。自分の嫌なことはして欲しくないからと
自分のことを分かって欲しいからで、嫌なものは嫌なので。ちょっ
と自分勝手かもしれません……。
 真剣に喧嘩している私です。子供と同じレベルかもしれないです
ね。やっぱり真剣に、自分の想いは伝えたいですね。
              (優優さん、匿年齢、お子さん5人)

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・私も真剣に喧嘩します。大人相手並みに「こうこうだから、こう
しなさい!」と言って。もちろん分かってはくれませんが。ただ、
その日に保育園に着ていく服は 自分で選ばせて好きにさせていま
す。多少寒くても、しばらくやらせると「今日は寒いからこっち。」
と自分で考えているようです。
     (りえママさん、31歳、お子さん3歳9ヶ月、1歳4ヶ月)

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・それっていけないことでしょうか?
 まあ、子供の年にもよると思いますが、うちはもうすぐ5歳にな
る娘ですが、いいかげん口も達者になってきているので、私も真剣
に腹立ててます。
 このぐらいになってくると、誤魔化せないし、少し大人気ないと
は思いますが、真剣に怒らざるをえないという感じです。手はあげ
ないけど、もうけんかです。だけど、そのほうが後々「あー、わ
かってくれたんだな。」と思うときが多いです。
 一生懸命ならいいと思います。親も人間なんだし。完璧でなくて
もいいと思います。
          (オカリナさん、33歳、お子さん5歳、4歳)

 ===>  「私も同じ!」というご意見が多数派となりました。
    まずは真剣に子供と向き合っている姿を見せる。そして、
   その中でりえママさんがやっているような「子ども自身に任
   せる」ことを徐々に増やす、といった工夫をしていければ、
   素晴らしいですね。
    オカリナさんの最後の一節。まったくその通りだと思いま
   す。間違えていたとわかったら、心から謝る。それだけ忘れ
   なければ、だいじょうぶです。

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  ●「抱っこ」に関するコメントいろいろ

 第23号で組んだ「抱っこ」特集も大きな反響を呼びました。拙作
ポエムと育児週報・うらばなしへのコメントなど、ここで取り上げ
ることにします。

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・抱っこについては、私もとても関心を持っています。思うように
行かない子育てを救ってくれる大きな力になるのではないでしょう
か。
 だけど最近、癒しブームというか、子供も大人もやさしくされる
ことをとてももとめているようで、それが悪いわけではないけど、
こころや体をきたえるとか、親の厳しい生き様をみせて、世の中を
耐えて生きる力をつけるとか、そういう視点が薄らいでいるようで
ちょっと気になります。
 みんながわがままになりすぎていて、世界中のいたるところで苦
しみの生活を送っていて、なお生き続けている人たちから見たら
どんなものなのでしょうか。自分自身を振り返って、考えてみたい
ところです。  (ぶたちゃん さん、34歳、お子さん7歳、4歳)

 ===>  まずは手厳しい(?)ところから。確かに「がまんする」
   ことを教える以前に、自分が「がまんできない」大人が増え
   てしまっていることは、事実だと思います。私自身も、そう
   いうところがありますしね。
    自分よりもっと大変な境遇に置かれている人がたくさんい
   る、と考えることが、立ち直るひとつのきっかけになるので
   あれば、それはとてもりっぱだと思います。

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・本当に、ポエムのように色んな事を許せる心を持っていたいなと
思いました。
 私も、ネットストーカーの件では、不安と恐怖で相手に対して憤
りを感じていましたが、今は、その方も心を病んでいるのかも知れ
ないなと思うようになりました。
 「抱っこ」は、優しさの象徴だと思うので、私も、色んな方に
「抱っこ」出来る人間でいたいなと思います。
 「育児週報・うらばなし」に関しては、お母さんが気を付けるべ
きだったと思います。
 私は、父に姉と比較されて、「姉は○○なのに、お前は・・・。」
とよく言われていました。子供は、親に言われた事は言った親以上
に覚えていますし、傷つきます。Yちゃんがその言葉を忘れていた
らいいのですが・・・。
 だから、私は娘の前では娘に対して否定的な事は極力言わないよ
うにしています。
 私と同じように心に傷を持って欲しくないので・・・。
           (メロンパンナさん、30歳、お子さん1歳)

 ===>  ここから3通は、「うらばなし」関連の話題を含んだ投稿
   です。たくさんの反響に私も驚いています。
    「子どもは、親に言われた……」のくだり、ご自分の体験
   がもとになっているだけあって、説得力がありました。ほん
   の小さなことで、子どもの心を傷つけないように、充分注意
   したいものですね。

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・「うらばなし」については、自分にも思い当たる節があるという
か、大人って結構無頓着にその手の冗談? 使っているなあ、と反
省させられました。冗談になってないですよね。
              (もも さん、33歳、お子さん3歳)

 ===>  「冗談になってない」ことに気がつけるだけの気配りを、
   自分の言動に対して持つことの大切さ。

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・「2000年を『抱っこ』」を読んで、なんかあったか〜い気分にな
りました。自分をだっこしてまず自分を暖かい気持ちにして、周り
の人をだっこして暖かい気持ちを分かち合おうというのが……。
 みんなを暖かい気持ちにしたかったら、まず自分から! ってい
うのを、あらためて確認させてもらった、っていう感じです。
 それとYちゃんのこと! ごくろうさまでした。軽く言った冗談
も、子どもに通じるものと通じないものがありますもんね。「言う
側は全然悪気はないのに、子どもを傷つけてる」事って、もしかし
たらあるかもしれません。私も今後気をつけたいと思います。
         (あぽちん さん、27歳、お子さん1歳1ヶ月)

 ===>  拙作ポエムであったかくなっていただけたようで、望外の
   喜びです。
    相手をあったかくしたい、という気持ちを強く持っていて
   も、自分自身があったかくなかったら、その気持ちは伝わり
   にくい、そう思います。

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・「自分をまずは抱っこして・・・」そう! そうなのよねぇ〜♪
って思っちゃいました。
 私はたまに 旦那様のお膝に乗せてもらってますぅ(きゃぁああ
あ〜〜〜恥ずかしいぃいいい(~o~))。旦那にもたまに膝を貸しま
すぅ♪←膝枕ってやつですね^^ 愛情エネルギー(安心感かな?)
貰って与えて??
 うん。やっぱり「抱っこ」は大切! 「抱っこ」によるたくさん
の愛情エネルギーを蓄えて、子供達は親から離れて、外の世界を散
策するのかなぁ。。 で、エネルギー切れになるとまた戻ってくる
の^^
 世界平和は抱っこから始まるぅう???
 素敵な詩をありがとうございました(^○^)/
         (よっぴぃ さん、32歳、お子さん4歳、2歳)

 ===>  人間って、やっぱりベースとして自分を包み込んで支えて
   くれる仲間がいて、それがあるから辛いこと、大変なことに
   も向かっていける。大人同士、夫婦でもそうなのだから、ま
   して子どもであるなら、「ベース」としての親の存在をもの
   すごく大きなものと感じたいのではないでしょうか。
    世界平和が抱っこから始まるかどうかは別として、まずは
   身近なところから、「支え合い」を大切に生きていきたい、
   そう思います。

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  ●核家族化・少子化について考える

 最後は、核家族化と少子化について。この話題については、二部
構成でお届けします。
 まずは「子どもは何人?」という観点から。
 ちょうど朝日新聞学芸部家庭面から、こんなメールが届いて、思
わず「お先に!」と言ってしまいたい感じです。
以下、投稿募集のメールから抜粋。(ちなみに3月20日締切だそう
で……)

> 「3人目を産みますか?」というテーマで体験談を募集します。
> 
>  世論調査などによりますと、理想の子供の数として「3人」を
> あげる方が多いのですが、実際に予定している子供数は「2人」
> が多いという結果が出ています。過去のデータでも理想の人数は、
> 常に予定する人数より多く、その差は広がる傾向にもあるようで
> す。
>  現在3人目のお子さまをもうけられるかどうか悩まれている方、
> 3人目はあきらめた方、あるいは3人は絶対に必要だと考える方、
> どうか皆様の体験談やご意見をお寄せ下さい。「3人目」に限ら
> ず、「もう一人」を作るかどうかの決断でも構いません。迷うと
> すればいったい何が障害となっているのでしょうか?

 ここからの6通のお手紙が共通にテーマとするところは、まさに
その点です。

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・子供は授かりものと思っています。
 一人っ子なら一人っ子なりに、たくさんならそれなりの、子供達
の人生があるのだから、それでいいのではないか、とも思っていま
す^^      (よっぴぃ さん、32歳、お子さん4歳、2歳)

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・私は、一人っ子で淋しい思いをしたので、最低でも二人は欲しい
と思っています。子供同士で得る物もあると思うので、できる限り
兄弟は多い方がいいと思っています。 
 生活や育児は大変になると思いますが、娘の為にも頑張って行き
たいと思います。
           (メロンパンナさん、30歳、お子さん1歳)

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・ほんと言うと3人欲しいっていう人、私の周りには結構います。
実は私も3人欲しいと思っています。でも、私も含めて皆いうのは、
まず、実家が遠くて旦那さんも帰りが遅くて子育てを手伝ってくれ
る人がいないとか、家が狭い、お金がないなどです。
 小さい時はいいにしても、大きくなって習い事などを行かすこと
を考えたら、ムリだなーとおもってしまうのです。
          (オカリナさん、33歳、お子さん5歳、4歳)

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・うちの夫も一人っ子なので「子どもは3人は欲しい」と言ってい
ます。私もそれに対しては賛成だったのですが、実際一人子どもを
産んで育ててみると、3人は将来的なことも考えると経済的に苦し
いんじゃないかな、と思いました。
 2人目は作る予定ですが、3人目は“作る”ではなく、もしもで
きたらその時は喜んで育てよう、という話を夫としました。特にう
ちは夫が仕事の都合で育児にほとんど参加してもらえないので、そ
のこともあってそういう結果になったんですが……。
         (あぽちん さん、27歳、お子さん1歳1ヶ月)

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・私も一人っ子だったので、たくさん子供がほしいと思いました。
今2人男の子がいますが、もう一人女の子がほしくて……。でも旦
那も私も年だし、経済的に苦しいので、私の親に子供を預けて働い
てます。私の親には“もう孫はいらない”と言われるし、旦那にも
“3人はいらない、でも女の子ならほしいけど……”って言われて
しまいました。
 女の子が産まれる確率は二分の一、これって産んでみなければわ
からないよね〜。また、旦那の考えは、“3人目つくったと思って
将来のために貯めようぜ!!”でした。旦那の兄弟、男3兄弟で、
み〜んな仲が悪い。それを思うと今のままでいいのかな〜と思うし、
それって母親次第でどうにでもなるかな、なんてちょっと悩んでま
す。
 いずれにしろ一番ほしいのは私自身。家族が増えるって楽しいし、
私自身ずっと一人きりだったから、大勢の中でワイワイガヤガヤし
ている中で過ごしてみたいです。
          (かおる さん、35歳、お子さん4歳、2歳)

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・うちは2人...の予定でした。男の子と女の子。ところがうま
くはいかないもんで 2人目も立派なものがついていたので、急遽
もう一人考えています。
 弟が出来てからの長男を見てると、兄弟っていいなぁと思うこと
が多いので、経済的にはちょっと大変だけど、たくさん子供がいる
ほうがいいかな、と思います。
     (りえママさん、31歳、お子さん3歳9ヶ月、1歳4ヶ月)

 ===>  一気にご紹介しましたが、やはりいくら「天からの授かり
   もの」とはいえ、3人目ともなると、かなりの「決意」が必
   要となることがよく見て取れます。特に「経済的に苦しい」
   「夫が育児参加してくれない」という二大理由が、くっきり
   とあぶり出されてきていることが、実に興味深いですね。
    共働きとか必死でしても、三人の子どもを育てるには、犠
   牲が大きすぎるので躊躇してしまう…… 「合計特殊出生率」
   がなかなか上がらないのには、どうやらそんな事情が大きく
   影響しているようです。

 さて、前号でかなり重めのコラム「真の『少子化対策』とは?」
を掲載させていただきました。個人的に予想したとおり、配信直後
の部数の減りが、今回も著しかったです(涙)。しかし、それにも
かかわらず、かなり「少子化問題」に突っ込んだ発言をしていただ
いた方もいらっしゃいましたので、これからご紹介します。
 前号発行のすぐあと、別のメールマガジン(ワーキングマザー関
連、といったらバレるかな?)で、「働くママの転勤命令」裁判に
触れ、「企業側の意識を変えることが少子化に歯止めをかけるため
に必要な対策だ」という趣旨のことが述べられていて、私も非常に
心強くなりました(具体的なメールマガジン名などは、発行サイト
の規約の関係上ここには書けません。返信にてお問い合わせいただ
ければお答えいたします)。そして、以下の2通も、働くママをと
り囲む環境があまり改善されていない、ということを再確認させて
くれるに充分でした。

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・長男、一人っ子の結婚なので、お互いの両親の老後には漠然と不
安を感じます。転勤で核家族になり、出産でさえも他人の手を借り
ることもしばしばです。
 行政で、核家族の保護政策をしてほしいです。例えば、病気、出
産などの緊急時に、子供の一時保育施設を斡旋してほしいですね。

 女性は「家事、育児ができたうえで仕事をするべき。できないな
ら仕事をやめれば」といわれ、「内と外での負担」を求められてい
ます。このことは結果として出生率の低下を招き、少子化問題の一
要因として考えられています。
……このような一文があり、とても目をひきました。悲しいかな、
日本の現状だと思います。次世代で改革、改善できるように子供達
を教育していきたいと思います。
       (momoのママ さん、30歳、お子さん2歳、10ヶ月)

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・少子化対策なんて、実はやる気ないんじゃないかと思ってしまい
ます。「最低限」受け入れられるだけの保育所、シングルマザーの
為のバックアップシステムなど、必要なものがどんどん切り捨てら
れて、児童手当なんていう目先のサービスばかりが「鳴り物入り」
で宣伝されて、いかにもやってますという感じで……。お金で済ま
されては困ることのほうが多いのに、そこを分かってもらえないの
は本当に困ります。
 「政策を決める人たちが困ったことが無い」って言うのも問題あ
りますよね。保育という仕事も女性の仕事で、子供がいたら別の保
育園に預けて……というジレンマもあるし。職場での過剰な優遇措
置は働くお母さんに対する風当たりを強めてしまう、なんていうば
かばかしい事態を招いたり……。未来を担う子供たちを本当に大切
だと思うならば、そんなことは起こらないはずですよね。
 「二人で働いて、儲かってるだろう。」なんていってるおじさん
たちがいる限り、日本の未来は暗いなぁ。
          (りえママさん、31歳、お子さん3歳、1歳)

 ===>  おふたりとも、日本の現状に悲観的でいらっしゃること、
   それから職場環境についても根強い女性差別があることを、
   上手に表現していただきました。
    男性には「仕事」にだけ精を出すことを求め、女性には
   《さらに厳しく》「家事・育児をしっかり」やった上で仕事
   の能率も求める、という理不尽さ。育児責任のある女性への
   過剰な優遇措置が、かえって保護されるべき女性の立場を危
   うくしている現状。そして、結果としてどんどん進行してい
   く「少子化」。自分たちのいまの利益を極大化しようとする
   企業側の考え方が、将来の日本経済を縮小の一途に向かわせ、
   やがて自分たちの首を真綿で絞めていく助けをしている、と
   考えたとき、企業経営者や幹部の方たちは、背筋が凍るよう
   な思いにとらわれないのでしょうか?
    この点については、子どもに教育するだけでは大きく変化
   できない、と私は思っています。momoのママさんから面白い
   ネタをいただきましたので、次号でもう少し考えてみたいと
   思います。

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 ◆次のテーマ・トークのテーマたち

 ただいま募集中の「テーマ・トーク」のテーマにつき、ここで整
理しておきます。特に継続して募集中のものについては、ホーム
ページ上のバックナンバーとアンケートフォームをご活用いただき、
次号以降の内容がさらに盛り上がるよう、よろしくお願いいたしま
す。 *各テーマ下の( )内は、「盛り上がり予報」です。*
 [継続募集分]
・「私は専業主婦では堪えられない、だからパートででも働く」と
いう投書がありました。私も同感、いや「働くより専業主婦の方が
楽だ」、あるいは「専業主婦ってこんなに大変」というご意見など
ありましたら、お話しください。
(→結構すごいことになりそう!)
・〈上の件に関連して〉ワーキングマザーさんに対して、こんなご
質問をいただきました。
「素朴な質問なのですが、今仕事に復帰して、よかったと思うこと
はなんですか。」……こちらにもお答えをお待ちしています。
・ワーキング・マザーの方、お子さんが病気の時、どう対処してい
らっしゃいますか? お教えください。
(→もっといろいろ教えてくださいな)
・ところで、パパさんたちはみなさんほんとうに子どもに甘い人ば
かりなのでしょうか? 
(→パパさんのご投稿、お待ちしています)
・姑が「自分の思い通りにしないと気が済まない」あるいは「自分
は嫁よりも偉い」と威圧するタイプの場合、夫は嫁と姑との間でど
うすべきなのでしょうか。いい戦略がありましたら、ぜひご披露く
ださい。
(→これってやっぱり、対策ないのでしょうか?)
・お一人目のお子さんが1歳以上という方に、一人めを産んでから
の変化と、今後の計画、問題点や努力している点について、お話し
いただけますでしょうか?
(→だいぶ建設的な議論ができそうです)
・また、本号のテーマ・トークで取り上げた内容に関するご意見・
ご感想もどんどんお寄せください。たくさんの方のご参加をお待ち
しています。

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 ◆「あったかハートの育児メーリングリスト」へのお誘い

 前号発行とともにメンバー募集を開始した「あったかハートの育
児メーリングリスト」。現在会員5名です。まだまだ少ないですが、
会話は大変弾み、すでに50通近いメッセージのやりとりが行われて
います。どうしたものか、と思われている方、この際ぜひメーリン
グリストの世界に足を踏み入れてみませんか? メールマガジンを
購読されている、しかもこんなに字数の多い「あったかハート」を
お読みのあなたなら、まず抵抗なく飛び込んでいけると思います。
しかも、とてもくつろいだ雰囲気でお楽しみいただけます。
 それから、メーリングリストのメンバーだけでのチャット大会も
予定しています。チャットしたい方は、ぜひとも16日までにご参加
手続きを!
  ●参加方法
 (1)まず「ISIZE メールグループ」に新規登録します。
 http://isize.egroup.co.jp/ にアクセスして、「まずは登録」の
リンクをクリックします。
 (2)次のページにある「今すぐ登録する」のボタンを押して、
新規登録画面に、メールアドレスを入力し、「次へ」ボタンを押し
ます。
 (3)入力したメールアドレスに「ご確認のお願い:ISIZEメー
ルグループへの登録」というメールが届きます。そこにある「確認
番号」と、氏名・郵便番号・国名・パスワード(2度入力)を入れ、
「eグループからのアナウンス」には「はい」「いいえ」のどちら
かを選んで「完了」ボタンを押します(ここでの氏名は本名を入力
してくださいね)。
 (4)(1)と同じ画面に戻り、ログイン名に(2)で入れた
メールアドレスが表示されれば、登録完了です。
 (5)そのままの状態で、次に、「あったかハートの育児メー
リングリスト」のページを表示します。
http://isize.egroups.co.jp/group/attaka-heart/fullinfo.html
にアクセスして、「参加する」ボタンを押します。
 (6)「グループ参加の設定」という画面が出てきます。ここで
「名前」にハンドルネーム、「公開」でメンバーにあなたのメン
バー情報を公開するかどうか、「受信モード」にお好きなものを
選んで、「参加」ボタンを押します。
(受信モードには、一般的なメーリングリスト同様、「一通ずつ
メールで受け取る」方法のほかに、「一日一通のダイジェスト版を
受信(完全版、要約版)」、さらには「Web上でブラウズ」から選
べます。)
 (7)(5)で表示した画面に戻ります。「グループ情報」の右
側の「メンバー」という文字をクリックしてみましょう。あなたの
メールアドレス(ただし、メールアドレスの"@"の直前の文字は、
個人情報保護のため"-"に置き換えられています)が出てきたら、
もうあなたはメーリングリストのメンバーです。

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 ◆あったかハートな風景

 第20号以来ごぶさたしておりましたこのコーナー、久々に「いい
なあ」と思う手紙が届きましたので、ご紹介します。

・子供のことじゃなくて主人のことですが。
 体調の悪い時に、携帯電話に「どないや?」と主人からメールが
きたとき、なんとなく主人の照れくさそうに心配している顔が浮か
びます。
 夫婦なんだなぁ、しみじみ。       (momoのママさん)

 ……いいですねえ、こういうの。小さな思いやりでも、相手には
大きくなって伝わるんです。素晴らしい「愛」の風景。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 さあ、あなたも、こんな風景に出会ったら、さっそくメモして、
このメールマガジンの返信か、ホームページのアンケート・フォー
ムからお送りください。いつでもお待ちしています。

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 ◆「育児相談&情報交換」所から

 前号発行後、いくつか投稿がありましたので、ご紹介します。
 ・7ヶ月のお子さん。毎夜5−6回夜泣きをする。おしゃぶりを
  くわえさせると泣きやむが、これでよいのか?
 ・幼稚園年少の男の子。ちょっとしたことですぐ人を突き飛ばす
  など、人を許すことができないようで困っている。何かよい方
  法はないか?
 特に後者の暴力の問題は、回答が難しいようです。このような深
い問題については、以下の方法をおすすめいたします。
・ご本人が、ご事情を詳しく書かれた上で、ご投稿されること。
・ご自身の育児に対する考え方についても、できる限りでよいので
 併記されること。
 この2点があるだけで、回答もより具体的に、また個々のケース
に合ったものとなります。ぜひご協力をお願いいたします。

 それから、「メールフレンド募集」の投稿も一通追加されていま
す。ぜひ話してあげてくださいね。

 ▼「育児相談&情報交換」所はこちらです。↓
 http://www.geocities.co.jp/SweetHome/1925/@geoboard/ 

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 ◆「レッシーぱぱの家」更新情報

 ●2/16-3/ 9の更新内容です。
 ……仕事が猛烈に忙しくなり、ほとんど更新できていません。
・ 3/ 6 リンクを一気に追加・変更。
   [リンク先変更]
  (育児・総合・個人)「保健婦Happaの育児応援ページ」
  (パパママ友人・あ行)「あっちゃんち」
   [リンク追加]
  (パパママ友人・あ行)「アンジェ」さんのページ。
             「あいあいネットワーク」のページ。
         *育児サークル・ページとの初の相互リンク。
  (さ行/パパおすすめ)「ずぅ」さんのページ。
  (は行(2))「ぶたちゃん」さん、「ほまれ」さんのページ。
  (ま行)「もえぱ」さんのページ。
  (や行)「優香」さんのページ。

 ●今後の更新予定。
 とりあえず2ヶ月分たまってしまった「育児週報」をどう片づけ
るか、が当面の大きな課題です。
 今週・来週のうちにこれらを実週数に追いつかせ、当メールマガ
ジンの第26号を発行した上で、なんとかリニューアルをはじめたい、
というのがいまの正直な気持ちです。
 果たしてうまくいきますかどうか。あまり期待しないで(?!)
お待ちください。

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 ◆アンケート#25のお願い

 「あったかハートの子守歌」は、読者参加(相互扶助)型メール
マガジンです。……というより、最近は「読者のオピニオン・マガ
ジン」的な様相も少し出てきたかな……と思っています。私も大変
嬉しく思っております。
 さて、本号のアンケートにも、どうか一件でも多いご協力をお願
いいたします。皆様からのご回答で、さらに活発な意見交換がなさ
れ、より有意義な議論が展開されます。そうすると、誌面がどん
どん面白くなります。別便への返信か、またはホームページ上の
アンケート・フォームのどちらかを選んで、ご回答ください。どう
ぞよろしくお願いいたします。

 ▼ホームページ上のアンケート回答フォームはこちらです。
 http://www.geocities.co.jp/SweetHome/1925/mailmag/enquete.html 

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 ◆編集後記&次号予告

・2月中の仕事は、私が当初考えていたよりずっとタフでした。そ
の後、疲れからまた風邪をひいてしまい、体力に加え思考能力が一
気に低下! またも発行が予定より1週間以上の遅れ、というてい
たらくになってしまいました。お詫びの言葉もございません。
・思えば私がトップページと掲示板だけのホームページ「レッシー
ぱぱの家」を立ち上げてから2年がたちました。2年前には、まさ
かこんなことになろうとは想像だにしていなかった私。そう思うと、
とても不思議な感じがします。

・さて次号は、ワーキング・マザー対専業主婦(「けんか」するわ
けではありません)に加え、新ネタや夫婦の性交渉に関する話題な
どをお届けする予定です。どうぞお楽しみに!

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  *** ここまでお読みいただき、ありがとうございました。 ***

  *** 第26号は、 3月22日頃の発行を目標とします。 ***

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編集・発行人:レッシーぱぱ:石原隆行
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2000.03.10作成 2000.04.01更新
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