「あったかハートの子守歌」バックナンバー Vol.18

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    ☆          ☆        第18号 (1999.11.16 発行)
       ☆    ☆                          [発行部数:  360]
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 家族がみんな「あったかハート」でいられる関係であるために、
 堅苦しくなく、楽しく誇りある「子育て」をしていきたい……。
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   以前からお読みの方、また会えてとてもうれしいです。
 第18号からお読みの方、はじめまして。これからもよろしく!
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[第18号・目次]
 ◆エッセイ:「自己実現」と「家庭実現」
 ◆「コミュニケーション・コーナー」の名称変更について
 ◆テーマ・トーク (1)「やさしさ」ってどう感じさせたらいい?
 ◆コミュニケーション・スペースのご案内
 ◆テーマ・トーク (2)食事への気遣い−無農薬・無添加など……
 ◆レッシーぱぱの家・更新情報など
 ◆テーマ・トーク (3)まだまだ続く「叱り方」についてのお話し
 ◆「育児相談&情報交換」所から
 ◆アンケート#18にご協力を!
 ◆「メールマガジン大賞」気に入られたらご投票を!
 ◆次号予告&編集後記

 (本号では「あったかハートな風景」はお休みです)
 
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 ◆エッセイ:「自己実現」と「家庭実現」

 「虐待当事者による幼児虐待の記録」というホームページが、マ
スコミ沙汰になったことはまだ記憶に新しい。そして、マスコミそ
のものの論調は、その虐待内容の「リアル」さ(ページ作成者を名
乗る女性は事実性を否定している)と、「ゲーム感覚での子育て」
の危険性といったところにとどまり、「怖いもの見たさ」と「一つ
の面からしかものを見ていない」印象を持たざるを得なかった。こ
こでは、この「虐待記録」そのものでなく、作成者がそのページ
(すでに閉鎖されている)に書いた「虐待に至る経緯」に注目し、
それを事実であるとしたとき、その背景にある問題は何か、という
視点から掘り下げてみたい。

 前号のエッセイで、[現代は、以前に比べて、「自己実現」のた
めの選択肢が圧倒的に増えた時代である]と述べた。特に多くの女
性が、「男女雇用機会均等」(ほんとうにそうなのかははなはだ疑
問だが)の旗の下に、「自己実現」を求めて仕事に就いている。し
かし、この「当事者」の場合、「自己実現」へのこだわりが強すぎ
たために、逆に事態を悪くした典型例、ということができよう。
 仕事に「自己実現」を求めたこの「当事者」は、「子育て」と仕
事との両立が経済的に成り立たない(延長保育料が高くつき、稼ぐ
ことの金銭的価値が薄れてしまった)と知った時点から、子どもを
「招かれざる客」として認識するようになった。そして、子どもへ
の虐待がはじまった。
 虐待内容については、ここで述べるべきものではないので触れな
い。しかし、それ以前に、「自己実現」にこだわる「当事者」と、
「虐待を知るはずもない」「当事者の夫」を含め、この親たちには
「家庭実現」という価値観が全く欠如していた、と言えないだろう
か。

 特に子育てをしながらの「自己実現」には、多大な「自己犠牲」
を伴う。そのことを考慮せず、ひたすら「自己実現」に向けた努力
を続け、夢破れた「当事者」。「自己実現」が「自己犠牲」なしに
成り立つ、と考えたこと自体が問題であることはさておき、そこに
は、自分を取り囲む人たちとの接し方がないがしろにされ、ひたす
ら自分の「利権」だけを追求する、そんな歪んだ現代の「親(=お
とな)像がある。それは非常に残念なことである。
 しかし、勘違いしてはならない。「子育て」は、ある程度の「自
己犠牲」の上に、「自己実現」と「家庭実現」との両方を達成でき
る機会である。スピードは余計にかかってしまうかも知れないが、
その両立は決して不可能ではないのである。
 自分のやりたいことが大きく犠牲になってしまうこと、それは確
かである。しかし、そこは自分を磨き、「家庭」というもうひとつ
の大切な自己の基盤を構築する、非常に大切なステージである、と
いうこともまた確かである。特に、これからの時代は、「何十年も
同じ会社で仕事しつづける」わけでもなく、ましてや「仕事での自
己実現」にあくまで固執し続けるなら、自分自身が燃え尽きてしま
いかねない、そんな息苦しいものになるであろう。
 とすれば、私たちが最初の拠り所にすべき場所はやはり「家庭」
であり、そこに「家庭実現」なくしては、「自己実現」の基盤も
失ってしまう、と考えて間違いないのではないか。

 問題になっている子どもの犯罪の多くも、「家庭実現」のないと
ころから生まれているのは疑いようがない。そして、「家庭実現」
のない家庭が、次の世代へも連鎖(=悪循環)していくことも多い、
という事実もまた否定しようがない。そんな背景を考慮すれば、
《「子育て」を通じての「家庭実現」》への動機付けにもっと注目
が集まり、そのコンセプトがもっと大事にされることが強く望まれ
るところである。
 改めて「家庭実現」の重要性を、かみしめる必要性を感じた、こ
の事件であった。

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 ◆「コミュニケーション・コーナー」の名称変更について

 突然ですが、「コミュニケーション・コーナー」は、本号から、
アンケートの各質問へのお返事「テーマ・トーク」と、それ以外の
「フリー・トーク」とに分けることになりました。
 「フリー・トーク」は次号から登場の予定です。
 本号では、第16号のアンケートでご意見を募集した3つのテーマ
について、読者の皆さんのお返事をご紹介します。

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 ◆テーマ・トーク (1)「やさしさ」ってどう感じさせたらいい?

 さて、最初は「やさしさ」の感じさせ方についてです。
 「やさしさ」そのものに関しての投稿も含め、いろいろな意見が
届きました。

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 こういう分け方、あまり好きではないのですが、まずは男性読者
の皆さんのご意見から。

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・我家の息子は、先週1歳になったばかりなので、他の方の参考に
なるような意見も体験も、たいして有りませんが、父親の立場とし
ては少ない時間でも子どもと遊んであげられる時は、一生懸命遊ぶ
ことくらいしか出来ません。その他にはやはり子どもが、抱いて欲
しがっているときには望むだけ抱いてあげることでしょうか。
 質問の答えとしては、少しずれている気もしますが、許してくだ
さい。        (ひげひげ さん、45歳、お子さん1歳)

 ===> ひげひげ さん、そのあたたかさ、きっと息子さんにはよー
   く伝わっていると思いますよ。

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・やさしさですか? 
 私が思うやさしさとは困ったときにはいつもそばにいてくれて、
真剣にいっしょに悩んであげることだと思うので、なるべく子ども
のそばにいて、ささやかな感情を読み取り、一緒に悩んであげると
いいと思います。
 そうすればいつか子供がやさしさを実感してくれるのではないで
しょうか。               (Johnnyさん、21歳)

 ===> 大学生の方からのコメントです。(このメールマガジン、意
   外と大学生の読者さんが多いようで……これもまたありがた
   いことです。)
   「ささやかな感情を読み取り……」の段、大切ですがなかな
   か難しいですよね。子どもの視線で、いっしょに考えてあげ
   るようにしたいものですね。

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・「やさしさをどう学ばせたらよいか?」と質問を置き換えさせて
もらいます。
(子どもがどう感じるかは親でも分からないことですから。)
 子どもは親から学びます。ですから、やさしさも親から学ぶので
す。
 学ぶとは真似ることです。
 自分が親から大事に、大切にされていれば、子どもは人に対して
大事に、大切にすることを真似ると思います。
            (雄大パパさん、32歳、お子さん2歳)

 ===> 短いコメントですが、ひとことひとことに重みを感じます。
   概念的には、まさにこのとおりであると思います。
   具体的には……。

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 今度は、女性読者のご意見です。前半は「他力借用」編。

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・動物を飼ってみてはどうでしょうか??? そこから学ぶことって
色々あるように思います。(あつき さん、28歳、お子さん1歳)

 ===> 某テレビ番組でも「子どもの情操によい」というお話があり
   ましたね。実は我が家もそれがひとつのきっかけになって、
   いまハムスターを飼っています。娘は、大変興味を持ってい
   るのですが、たまに寝ているのに呼んでみたり、余計な
   ちょっかいを出してみたり。「やさしさ」に限らず、何年後
   かに訪れる「死」も含めて、子どもにとって、学ぶことが多
   そうな感じがします。

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・うちの子は今3歳。やさしさを教えるなんて口ではとても無理。
そこで、弟を大活用!しています。
 やさしく弟と遊べたとき、何か親切にしてくれたとき、親が見て
やさしさを感じたとき、すぐに「お兄ちゃんはやさしいね、やさし
いお兄ちゃんでよかったね」、と誉めまくるのです。単純な息子は
その気になって行動してくれます。
 そうしているうちに、本当のやさしさを身に付けてくれればいい
なぁ、と思います。
     (りえママさん、31歳、お子さん3歳6ヶ月・1歳1ヶ月)

 ===> 兄弟姉妹がいる場合に、このテは大いに使えますね。我が家
   でも活用しています。
   りえママさん、この調子でいいと思いますよ。きっとやさし
   いお兄ちゃんになることでしょう。

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 最後に、興味深い女性の意見を三つほど。

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・私は、自分より弱い立場の人に優しく接して欲しいと思っていま
す。その為、娘にも優しく接しています。そして、相手の立場に
なって考える様にしつけようと思っています。
 相手の立場に立つ=思いやり= 優しさの原点だと思うので。
・優しさは、ある意味「強さ」でもあると思います。 
「優しい」だけだと甘えてしまうし、「厳しい」だけでも反発する
し・・・。 
 でも、私は看護婦をしていた時、「優しさ」を「甘やかす」と勘
違いしている事に気付きました。だから、娘にも「優しさ」だけ
じゃなく「強さ」も知って欲しいと思います。 
          (ぴよちゃん さん、29歳、お子さん8ヶ月)

 ===> 「やさしさ」とは何か、ということを、もう一度考えさせら
   れるコメントですね。
   基本的にはその人自身でものごとが進むようにしてあげる。
   でも、助けが必要なときには手をさし伸ばしてあげる。その
   見きわめはとても難しいものですが、育児する上で、とても
   大切なことだと思います。

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・普段の話の中で、‘やさしい’と思うところがあったら、他の子、
自分の子に限らず、‘・・・ちゃんの☆☆☆が、優しいよね。’と
誉めています。
 私自身も、人に対して親切にしたり、助けられるときは協力して、
‘やさしさ’そのものを子供に感じさせるようにしています。
          (うさこ さん、31歳、お子さん7歳・4歳)

 ===> これが基本スタンスとしていちばんわかりやすく、とっつき
   やすいかな、という気がします。
   ただ、さきほどのコメントとの絡みで、「どこまで協力して
   あげればよいか」はよく考える必要がありますが。

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・お母さんや周りの人が優しい気持ちで接していれば、絶対に子供
には伝わると思います。あと、子供が優しい行動をとったときに
「やさしいね」といってあげればいいと思います。
 関係ないかもしれませんが、最近「おかあさんといっしょ」で
やっている「シアワセ」という歌に「シアワセっていってるとほん
とうにしあわせになるんだね」という歌詞があって、私はとても好
きなのですが、身近にやさしさや幸せがあれば、子供にもきっとい
い影響を与えると思いますよ。
          (ぴよぞー さん、29歳、お子さん10ヶ月)

 ===> このコメントをもって、結論にかえましょう(笑)。
   「シアワセ」という歌の歌詞、私もとても好きです。いわば
   自己暗示をかけているわけですが、それで自分自身がプラス
   の方向に進んでいってしまう。いいことだと思います。
   親がいて、子どもがいて、家族みんなが普通に暮らせている。
   そんなささやかな「シアワセ」を認められる心を、持ち続け
   たいものですね。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 引き続き、「やさしさって、どう感じさせたらいい?」という質
問へのあなたなりのお答え、ならびに今回掲載した内容へのご意見
・ご感想をお待ちしています。ぜひ、別便またはホームページ上の
アンケートにご回答を。

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 ◆コミュニケーション・スペースのご案内


 ▼本号では誌面の都合により、コミュニケーション・スペースに
  ついて記載したページのみのご紹介です。ページはこちらです。
 http://www.geocities.co.jp/SweetHome/1925/mailmag/commspc.html 

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 ◆テーマ・トーク (2)食事への気遣い−無農薬・無添加など……

 テーマ・トーク二つめは、ベストセラー本「買ってはいけない」
から生じた食事や母乳に関する気遣いについてのご意見です。これ
に関しては、きれいに一方向にご意見が固まりました。

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・私は農家に生まれました。農薬を使う・使わないにしろ、農作物
を作るには、多くの手間と時間がかかります。おいしそうに見せる
ために、見た目をよくするために漂白をするような話を聞いたこと
があり、さすがにそれは行きすぎだと思いますが、害虫を防ぐため
の最低限の農薬は必要かと思います。作物だって、病気になること
はありますから。
 多くの農家の方は、人間にまで害を与えるような農薬は使ってい
ないと私は信じたいです。どうしても気になるなら、生協やどこの
農家で作ったかはっきりしている野菜の宅配システム(らでぃっ
しゅぼーや)などを利用するのもいいと思います。
 私自身は多くの人の手や目を通して市場に出てきたものは大丈夫
だろうと信じています(生協も利用していますが)。最後は自分の
目で確かめればいいことですし。
          (ぴよぞー さん、29歳、お子さん10ヶ月)

 ===> 農家だって、基本的には「自分の生活」のために作物を育て
   ているわけです。そのことを忘れてはいけないと思います。
   どれだけ農家さんを信用できるかは、人それぞれだと思いま
   すが、自分が自分の田畑からの収穫物を食べるとしたら……。

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・私も、食事については、食品添加物の入った物をなるべく食べな
いようにしています。しかし、ほとんどの物に添加物が入っている
ので、出来るだけ娘には、無農薬(低農薬)・手作りの物を食べさ
せようと思っています。母乳なので、私も含めてですが・・・。 
 母乳は、ダイオキシンの問題もありますが、それ以上に母子の相
互関係にもいい影響を与えます。 
 母乳を与える → 子宮の回復を促進する → 体調改善・子供
とのスキンシップ → 母親とのスキンシップ・栄養補給 → 精
神安定・免疫力向上 
 ……と、とても大切な物なんです(私は、元保母・看護婦です)。
 だから、やむを得ない場合以外は、母乳を与えた方がいいと思い
ます。
 母乳が出なくて辛い思いをしてる人も、いるんですよ。私は、母
乳が少ない時泣いて母乳を欲しがる娘を見て、とても辛かったです。
 もし母乳が出てこない時でも、乳首をくわえさせるだけでもいい
んです。私は、それで母乳がよく出るようになりました。
 私は母乳が出ている限り(娘が飲まなくなった時まで)飲ませる
つもりです。    (ぴよちゃん さん、29歳、お子さん8ヶ月)

 ===> 母乳育児の奨励も、一種の「呪文」のように聞こえてくる気
   がしていました(私だけなのかも知れませんが)。こうして
   わかりやすくその利点をご説明いただけると、なるほどと納
   得できますよね。厚生省も「ダイオキシンの問題はあるもの
   の、母乳育児にはよい点が多い」と母乳育児を奨励していま
   す。
   ただ、母乳育児をするかしないかは、最終的には母親本人が、
   そのときの選択肢から選ぶことです。
   医師から母乳育児を止められている人もいる、ということも、
   また忘れてはならない事実なのです。

   農家の側、また看護婦の側からという、一般人にはない視点
   からのご意見も伺えたことで、このテーマを取り上げてほん
   とうによかった、と感じました。ありがとうございました。

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・あまり気にしないようにしています。ただ、明らかに体にとって
悪いものは、避けています。生協の共同購入をしているので、生協
のものを中心にしています。
 神経質になると、結局食べるものがなくなってしまうし、主婦
だって、楽したいから、お弁当買ったり、ファーストフードで済ま
せたり、その辺は、上手にやればいいと思います。
          (うさこ さん、31歳、お子さん7歳・4歳)

・そんなに気にして食べておいしいですか? 食事ってなんでしょ
うか。今の世界に生きる私たちにできる防御なんてどれだけのこと
があるでしょう。まったく気にせず、農薬だらけ汚染まみれのもの
を食べろとはいいませんが、不安をあおるマスコミの罠に簡単にか
かって、毎日の食事をつまらないものにしてしまって、いいので
しょうか。
 家族がそろって「おいしいね」、と笑顔でいられることにこそ、
気を使うべきなのでは? ましてや、せっかく出ている母乳をやめ
てしまうなんて...。(私は陥没乳頭で、あげたくてもあげられ
なかったので。)
 ダイオキシン汚染を考えても、余りあるほどのすばらしいものが
母乳にはあるのに...。止まってしまってからもう一度あげたい
と思っても、遅いのに...。
 どうか、気にしすぎて、大切なものを見失わないでください。
     (りえママさん、31歳、お子さん3歳6ヶ月・1歳1ヶ月)

 ===> 何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」。
   確かに食べ物も重要(十分になければ困る!)ですが、それ
   より家族みんなが「楽しい!」と思えることの方が、家庭全
   体にとっても、育児にとっても、もっと大切なことのように
   思います。
   このあたりのバランス感覚が結構重要だと感じました。

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[ご本人から]

 取り上げてくださってありがとうございます。
 私は,'『買ってはいけない』は買ってはいけない’を読んで、
ひとまず安心している所です。
 それにしても,情報って怖いですね。それに左右されてしまう自
分も悲しい,,,. 賢い消費者になれるよう,良く考えて購入す
るようにしなくては!!!
 母乳をやめてしまった友人は、長い不妊治療の末の妊娠で、彼女
は、自分の原因がダイオキシンにあると考えていて、それゆえにや
めてしまった様です.そのだんなさんも精子の数がかなり少ないら
しいので、確かに、原因のひとつかもしれません。
 でも,母乳って簡単には出ないんですよね。難しい所です。
                      (あつき さん)

 ===> ご本人からコメントをいただきましたので、最後に掲載しま
   す。
   あつき さんのご友人さん、長期間の不妊治療はほんとうに
   大変だったと思います。彼女には、きっといろいろ考えると
   ころがあるのだと思います。そっと見守ってあげられたらい
   いですね。
   「買ってはいけない」については、ほんとうにさまざまな意
   見があるようです。やはりものごとは一つの角度からだけで
   はなく、多角的にみて、考え、判断していきたいものですね。
   この件では、どんなご意見が来るか、私自身とても心配して
   いたのですが、結局私自身も非常に勉強になる結果となりま
   した。みなさん、ほんとうにありがとうございます。

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 ◆レッシーぱぱの家・更新情報など

  ●10/20-11/15の更新情報です。
   この3週間は、平日は仕事、休日は育児に追われ、あまり更
   新ができていない状況です。ごめんなさい。
  10/23 「育児週報」第52週をアップ。
  11/09 「育児週報」第5354週をアップ。
  11/11 ひさびさにリンク集を更新。
    パパママ友人/さ行:「Sam」さん、「そのりん」さんの
     ページを追加。
    その他「月齢替え更新」など。

  ●リニューアルに関するニュースです。
 「レッシーぱぱの家」では、来月中に、ホームページ全体のリ
ニューアルを計画しています。リニューアルに関するページと、新
しいトップページ・各コンテンツのページのデザイン案、それに新
名称案募集のアンケートの各ページが公開されていますので、ぜひ
ご覧いただき、新デザイン(近日中にちょっと変更がはいる予定で
す)にご意見・ご感想と、新名称案に多数のアイディアをお待ちし
ております。どうぞよろしくお願いいたします。

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 ◆テーマ・トーク (3)まだまだ続く「叱り方」についてのお話し

 テーマ・トーク最後は、もう5回目になる「叱り方」についての
ご意見です。今回も興味深いご意見が届いていますよ。

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・まきちゃんさんの意見、大賛成です。私も子供を叱るときには、
どうしてママが怒っているのか、説明してから怒っています。ただ
感情的に怒鳴ってしまうこともやっぱりあるんですよね。そんなと
きは、別の部屋へ行きます。で、自分が落ち着いて子供も少しは泣
き止んだころ、もう一度どうして怒ったかを説明するようにしてい
ます。
 とはいえ、なかなかうまくいかないのが、ほんとの所なのです
が...。
     (りえママさん、31歳、お子さん3歳6ヶ月・1歳1ヶ月)

・まきちゃんさんのご意見はとてもうなずけました。
 よく病院などの公共の場で「看護婦さんに怒られるから」とか人
のせいにして叱っているのを見かけたことがあり、私はそういうこ
とはしたくないなと思っていたので。
 私もたまに「お父さんに怒られる」とか言ってしまって、あとで
ちゃんと言い直したりしています。まだ「叱られている」こと自体
がわかっていませんが、こういう心がけは忘れないでいこうと思い
ます。       (ぴよぞー さん、29歳、お子さん10ヶ月)

 ===> 相変わらず、「まきちゃん」さんの意見(第14号、第16号に
   掲載)は大反響を呼んでいますね。
   りえママさんもぴよぞー さんも、自分が悪いことをしたと
   き、きちんと反省して、それを行動で示しているところがエ
   ライですよね。

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・‘叱る’と‘怒る’を混同してしまっています。(反省です)
 自分に心の余裕があるときは、ちゃんと説明をして諭しているけ
ど、余裕のないときは、男の子なので大きな声で怒鳴ってしまいま
す。
 皆さんの言うように、アフターフォローも大切だなーと思いまし
た。
 うちは、男の子が2人のせいか、ケンカも多いです。ケンカも、
結構激しくて、上のお兄ちゃんに叩かれたり、からかわれた
り・・・ 下の子は、甘えん坊だから、すぐ私のところに来て助け
を求めるし・・・そんなのが一日のうちで、何回もあると、私もキ
レてしまいます。

 でも、皆さんのメールを読んで、とても参考になりました。
 自分の悪いところは、少しづつなおしていきたいです。
          (うさこ さん、31歳、お子さん7歳・4歳)

 ===> 自分を変えることって、そう簡単にはいかないですよね。
   きっかけは少しの勇気だけでいいのですが、パワーはたくさ
   ん必要です。
   兄弟げんかは、他人とのつきあい方を学ぶよい場だと考えま
   しょう。キレずに、お互いの言い分をよく聞いてあげるよう
   にしてくださいね。うさこさんもきっと冷静になれますよ。

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・私も、最近まで引っ越しの事でイライラしていました。時々、娘
に当たりそうになりました。
 でも娘の立場になって考えると、少し冷静になれました。
 やっぱり、心のゆとりが必要なんだと思います。
・この頃、娘が伝い歩き+つかまり立ち+はいはいで、部屋中うろ
うろするようになりました。どうしても、パソコン+台所周辺+玄
関先に行こうとします。 
 私は、なるべく言葉で怒るようにしていますが、危ない事(パソ
コンのコードを引く+玄関先に行く)に対しては、強い口調で怒っ
ています。(怪我でもしたら、娘に申し訳ないので・・・。) 
          (ぴよちゃん さん、29歳、お子さん8ヶ月)

 ===> 「娘の立場になって考えると、少し冷静になれた」というと
   ころ、つい感情的になってしまう方には、解決へのよいヒン
   トになると思います。
   「危ないことには強い口調で怒る」ことは、子どもを守るた
   めに必要だと私も思います。

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・「叱る時に、感情的にならないように心がけていても、どうして
も感情的になってしまう」
 感情的になって叱っているパパ、ママ、決してあなた方の叱り方
が間違っているわけではないと思います。(あまり悲観的にならな
いように。) 手をあげるは別にして、感情的に叱るのもいいと思
いますよ。
 「叱り方」って、これが正解というものはないと思いますから、
いろんな叱り方があっていいと思います。要は、親が真剣に怒って
いることを子どもに伝えることが一番大事なのではないでしょうか?
(そう考えると感情的に怒るのって、子どもに真剣に怒っているこ
とを伝えるいい方法かもしれませんね。)
 そもそも「叱る」ことの目的って、「共同生活のルール(やって
はいけないこと)」を教えることですよね。「これをしたら親に真
剣に怒られた。」ということが子どもに分かれば十分ではないで
しょうか。       (雄大パパさん、32歳、お子さん2歳)

 ===> 最終的に「何をしてはいけないのかを自分で判断できるよう
   になればよい」のだとすれば、雄大パパさんの意見も、結構
   いい線を突いているのかな、と感じました。
   でも、本人が心から納得するためには、理由をきちんと説明
   できるのがいちばん。
   うまくいかない皆さんも、少しずつそうできるように努力し
   てみてくださいね。きっとよい方向に進めると思いますよ。
   (編集者自身もそうでしたので……念のため。)

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 ◆「育児相談&情報交換」所から

 このたび、卒論作成中の学生さんからある依頼を受け、「レッ
シーぱぱの家」の趣旨とも合致しましたので、「情報交換」カテゴ
リーにひとつ文書を追加しました。
 「『専業主婦の夫(子持ち)』さん、集まれ!」というのがそれ
です。
 ひょっとしたら、その学生さんもお話に加わるかも知れません。
 まずは自己紹介から、年代を問わず、たくさんの「専業主婦の夫」
さんのご参加をお待ちしております。
 *なお、近日中にアンケートも実施させていただく予定です。こ
  ちらにも、多くの方のご協力をお願いいたします。依頼の方の
  了解が得られれば、結果のサマリーも本誌上で発表します。

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 育児相談はしばらく動きのない状態が続いていましたが、ひとつ
新しい質問がはいってきました。「遊び食べとしつけについて」と
いうものです。読者の皆さんの暖かいアドバイスをお願いいたしま
す。
 また、「育自」というタイトルで、「メールフレンド募集」の投
稿があります。「みなさん子どもの英語教育に一生懸命だけど、親
の自分育ては?」という、意見交換ができそうな内容ですので、た
くさんの方にお読みいただき、掲示板上で積極的に意見交換できれ
ばよいと思います。私のまわりにも子どもに英語を習わせる親が多
く、非常に興味深く感じていますので、流れをみながら顔を出そう
と思っています。

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 ◆アンケート#18にご協力を!

 新しい読者さん以外には、毎度のことで恐縮ですが、本号でも、
別便とホームページにてアンケートを受け付けております。
 全部の質問に……などとは申しません。どれかひとつの質問だけ
へのお答えでも歓迎します。一通でもたくさんのお返事をいただき
たく、よろしくお願い申し上げます。また、次へのネタ振り(ふと
したひとことや、ご質問など)も大変助かります。本号からの読者
の方も、どうぞお気軽にお返事くださいね。

 ▼ホームページ上のアンケート・フォームはこちらです。
 (前回のページに質問の抜けがありました。訂正しておりますの
  で、ぜひ前回分のアンケート内容にもご回答お願いします。)
 http://www.geocities.co.jp/SweetHome/1925/mailmag/enquete.html 

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 ◆「メールマガジン大賞」気に入られたらご投票を!

 インターネット情報マガジン「ISIZEあちゃら」で、「メールマ
ガジン大賞」が実施されています。
 「あったかハートの子守歌」も、ベスト100にはいり年末の誌上
で紹介されるべく(無謀にも?)ノミネートいたしました。
 投票は、ISIZEあちゃらのホームページ上で行われていますが、
結構フォームに記入するのが大変です。「あったかハートの子守歌」
の読者の皆さんには、特別に工夫したページを作成しましたので、
もしあなたがこのメールマガジンをお気に入りでしたら、ぜひ下の
ページからご投票ください。よろしくお願いいたします。

▼記入要領とフォームを上下に同時に表示できるフレーム・ページ
を作成しました。ぜひここからご投票ください。
 http://www.geocities.co.jp/SweetHome/1925/acara_mm.html

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 ◆次号予告&編集後記

 本号は予定より10日間も発行が遅れてしまい、お詫びのしようも
ございません。
 しかし、時間がかかったことで、エッセイや、「情報交換」で取
り上げた件など、最新の情報を豊富に取り込むことができました。
 前号のエッセイにもいくつかご意見をいただきましたが、「あっ
たかハートの子守歌」は読者の皆様のご意見・ご感想などがなくし
ては成り立ちません。コミュニケーション・スペースも同様です。
ぜひともひとりでも多くの方のご参加をお待ち申し上げます。

 さて次号は、前号のエッセイへのご意見や「あったかハートな風
景」、それに新企画(?)なども交じえ、11月中に発行する予定で
す。引き続きご愛読のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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  *** ここまでお読みいただき、ありがとうございました。 ***

  *** 第19号は、11月30日頃には発行の予定です。 ***

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1999.11.16作成 1999.12.02更新
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